和食
大学生の娘が京都で友人とお食事会 今から帰るというので駅にお迎えに行くと車に乗り込むなり 「ねぇ 人参の天ぷらって食べたことある?」 どうやら今夜のお料理に出たらしくそれはそれは美味しかったとのこと 今度作って!! ちょうど毎年恒例 奈良の叔母様…
うどんつゆのパックを使って作るラーメン つゆをお鍋にあけて鴨肉を放り込んだらあとは待つだけ クツクツと火を通して茹でた麺とネギを乗せたら出来上がり あっさりした和のお出汁に大好き鴨肉で脂を足して麺とのバランスをとります 食後もサッパリとして罪…
お口に合いますかしら 座敷の客も出された一通りの料理でしばらくは楽しくやるのだろう 一息ついた顔で女将が話しかけてきた えぇ塩梅が丁度いい 昔から知っているような懐かしい味がします つい言ってしまってから何か思わせぶりに取られやしないかと一人緊…
しばらく店はワイワイと賑わった 常連の老客主催の同窓会であろう 勝手知ったる様子で仲間と軽口を言いながらそれぞれ小上がりのテーブルについた 女将はちょっと失礼と客たちに挨拶にむかいそのまましばらくバタバタともてなしに忙しそうだった 出された三…
春の雨はどこか頼りなく優しい 大阪に単身赴任となり初めて迎えた春浅い雨降りの夜 ふらりいつもと違う通りで小料理屋を見つけた 湿った夜に独り寝の住処に帰るのもつまらなく小料理屋の引き戸を開けると湯気立つ厨房のあるカウンターの向こうから品の良い女…
超簡単に作れるだし巻き玉子をご紹介 なんたって別に仕上がりぐちゃぐちゃでも構わない なんならぐちゃぐちゃの方がふんわり仕上がって美味しい それが大阪風のだし巻き玉子なんです 関東の玉子焼きは甘いものだけれど 関西の玉子焼きはお出汁の風味が決め手…
土佐醤油で漬けて凍らせたルイベ Xでポストしていましたが少し前に北海道を旅してきました 旅行では食べそこねお土産物屋さんで見つけたけれど「コレ絶対おウチで作ったほうが美味しいはず!」と帰宅後早速仕込みました そもそもルイベはアイヌ語が語源と言…
名古屋へ旅行に行った時 朝ご飯を百貨店で仕入れて電車に飛び乗った思い出の一品「トロタク」 トロとはマグロの「トロ」の部分 タクとは大根のお漬物「タクワン」のタク この組み合わせが絶妙に美味しいのです 私の人生初トロタクは長良川を眺めながら。 人…
明けましておめでとうございます! 今年は東京から帰省した息子も一緒に 義両親といつも通りの家族6人で 朝のお祝いが出来ました その後いつものように神社にお詣りにでかけローストビーフを焼いて 蟹のお鍋を用意している所にあの地震が来ました 主人が2階…
今年も恒例のお餅つき 家族総出で行いました 昔は村中を回る餅つき屋さんがいて その人達と村の者とで餅つきをしていました ちなみに我が家の義曽祖父は 餅つき屋さんがつく御餅を臼(うす)で水をつけた手でこねる「ウストリ」という役割をしていたそうです…
お肉の一番美味しい食べ方はローストビーフだと思います お肉の味が一番感じられる調理法 その最高の焼き加減を 自分好みに調理して お米と一緒に食べるのが 日本人としては一番美味しい! 白米もいいけれど 酢飯にすれば お肉との一体感もでて 「握り」とい…
中之島に用事のある主人を車で送迎 「待ってる間メリッサでお買い物でもしといて」とのこと 久しぶりにロイヤルホテルの「Melissa」を訪れました ここに来れば 我が家の大好物がいっぱい! 小さな頃からの懐かしい味ロイヤルホテルの「ドーナツ」 戴き物やら…
この時期旬のお葱を使って お豆腐と鶏のつみれを合わせた小鍋です 鶏のつみれのレシピは下に書いてあります 鶏モモミンチにお豆腐を混ぜ込んで フワッフワの食感 玉ねぎの食感と甘みがアクセントになって お出汁と一緒に食べるとしみじみ美味しい☆ 鶏からも…
オシャレに書いてみたけれど 蓮根餅です モチモチの食感と甘辛いタレが美味しい 細く切った海苔を巻いたらアートな一皿に! ☆レシピ☆ 「RENCON-MOCHI」 (材料)6個 蓮根 400g 塩 少々 片栗粉 大1 鎌田のだし醤油 大1 味醂 大1 砂糖 ひとつまみ 焼海苔 適量 …
義父のお気に入り蕪蒸し これを楽しみに蕪を畑で植えて下さいます 今年は穴子と銀杏 イクラと共に蒸仕上げて 穴子の香ばしさ 銀杏の樹の実の味 蕪と相性抜群のイクラで味わいました スプンですくうたびに いろんな味わいが楽しめるのも蕪蒸しの楽しさ 今が旬…
今年の栗は本当に立派で 甘くて美味しい あまりにもたくさん頂いたので ほとんどを栗クリームにして 残ったものを義母が栗ごはん用にむいてくれました せっかくなので ごろんごろんと大きなまま お米と一緒に炊きました お米にもち米を少し足して 塩だけで味…
秋茄子もそろそろ終わりです 名残りの秋味 さつま揚げで少し旨味を足して 軽く塩して 醤油と味醂だけで味付け お酒のお供にも気の利く一皿です ☆レシピ☆ 「名残りの秋味 茄子とピーマンさつま揚げの甘辛炒め」 (材料) さつま揚げ 茄子 ピーマン あればスダ…
豚のつみれ汁と同じレシピだけれど 丸めて焼けば「つくね」になります フワフワの豚のつくねと鶏のナンコツ セセリで週末ビールの友 完成です お醤油とワサビ 山椒 七味スダチも添えて 1週間頑張った自分にサヨナラ さぁ 今からは 「自由気儘なワタシ」の夜…
土佐醤油の土佐とは「鰹節」をあらわします 高知県にある土佐市は山 川 海に恵まれた土地 なかでも沿岸部ではカツオの加工業が盛んで昔から鰹節作りが行われてきました 土佐醤油の発祥は 「江戸時代に「土佐の与一」というかつお節づくりの名人が 江戸にその…
採れたての枝豆とトウモロコシを白和えにしました 畑で美味しいトウモロコシを育ててくれている 義父の口癖は 「トウモロコシ取りに行くときは 台所でお湯沸かしながら取りに行かなあかん」 ホントにお湯を沸かしっぱなしで取りに行くのは危険極まりないので…
関西で玉子焼きといえば「だし巻き玉子」 お出汁を限界までたっぷり入れたレシピです 目の細かい漉し器で濾して 巻き簾(まきす)を使えば とっても美しく仕上がります 口当たりも滑らかに 手間はかかりますが 丁寧に作っただし巻き玉子は それだけできちん…
京都 八坂神社の御神紋 「五瓜に唐花(ごかにからはな)」 胡瓜を切った断面が この御神紋に 似ているという理由で 氏子衆はこの時期 胡瓜を食べられません けれど今が旬真っ只中の 胡瓜 祇園祭の鐘の音 コンチキチンが聴こえたら 八坂さんの氏子でない私は …
もう説明の要らない幸せです♫ いちど 思い切り自宅でウニを 堪能してみたかっただけなんです! はい レシピ♫ ☆レシピ☆ 「雲丹と黄身のお丼 わさび醤油で」 (材料) 雲丹 適量 黄身 人数分 わさび 鎌田のだし醤油(薄口醤油) ご飯 (作り方) ・ご飯を炊く …
夏野菜の寄せ揚げにちょっぴりアクセント 生ハムの小さなブロックをしのばせました お野菜だけでも いろんな味と食感が感じられるけれど 生ハムの小さな旨味が さらに野菜を引き立てます そして大葉の包み揚げ 中にはホタテとエビのすり身にベビーコーンをし…
夏のお野菜を使って 金沢「宮田」さんの粟麩と煮浸しにしました パプリカなど洋風のお野菜も 和風のお出汁との相性は抜群 夏野菜と粟麩のお味が引き立てられ美味しい 夏ならではの煮浸しのお味になります 宮田さんの生麩 初めて買おうと手に取った時には あ…
鴨肉が好きです! あの脂の甘さとお肉の旨味がたまりません♫ 鴨肉と最高の相性がお葱 お蕎麦屋さんでは ほぼ100%「鴨南蕎麦」を注文します 鴨南のナンは お葱のこと 南蛮(なんばん)を略してナンとなっています 鴨の相棒 ナイスお葱ですが ナゼ南蛮? と思…
私の大好きな赤貝を使った酢の物です 子どもの頃 滅多とお寿司屋さんには行けなかったけれど 家族でたまに行くと 赤貝と玉子だけでお腹いっぱいになるまで注文して食べていました その前はシャコがお寿司で一番美味しい! と思い シャコばかり頼んで食べてい…
焼いたお茄子に合わせ調味料をジャっとやってトマトを入れ煮立てて出来上がり♫ あとは冷蔵庫で寝かせておけば お夕食には美味しい一品が仕上がっています ひと手間かけるならトマトを湯剥きすれば 皮の食感が気になりません 今回はトマトを合わせましたが お…
じんわりと夏が忍び寄ってきました 先日 カフェでアツアツのドリアを思い切りほうばって 只今 絶賛 口の中火傷中の主人から 「頼むから冷たくてさっぱりしたものを」 というリクエストに応えて 今夜は 「冷やしベジタブルぶっかけ饂飩」です そして 実は今日…
畑で採れたての小蕪を 鴨肉と一緒にさっと炊いて冷ますと お出汁の染みた煮物になります 旬の蕪はお箸で すっと切れ 鴨肉からは コクのある脂が出て 細葱は火を通さず 上から熱々のお出汁を注ぐことで 軽くしんなりとさせます お葱の青さ そのまま 梅雨に清…