トロットロに煮込んだ2日かけて作るシチュー。
時間のある時に作って、一晩寝かせて、翌日再度火にかけてトロミをつけて冷まします。
寝かせることで味に一体感がうまれ、洗練された味に。
冷凍庫で保存しておけば、本格シチューがすぐにいただける。
パーティーのメインには使い勝手のいいお料理です。
じゃが芋だけはいただく当日茹でて、シチューと合わせます。
こうすればじゃが芋が煮崩れせず、冷凍してもシチューの味がにごることがありません。
美味しい赤ワインを用意して♫
パンと「マッシュルームとマカデミアナッツのディップ」や、「バーニャカウダとチーズフォンデュ」で紹介しているバーニャカウダソースなんかがあれば最高のディナーになります。
シチューは前日やもっと前に作って用意しておけるので、当日は仕上げとディップやソースを作るだけ。
なんなら、ディップやソースも前日に準備しておけます。
あとはサラダ、パンやチーズ、生ハムを用意すれば、心のこもったあたたかなパーティーに♫
「牛頬肉のシチュー」
(材料)ル・クルーゼ鍋幅22cmのものいっぱい
牛頬肉 500g
人参 3本
玉ねぎ 3玉
じゃが芋 その都度適量
ニンニク 3片
ローリエ 1枚
ハインツデミグラスソース缶 3缶
赤ワイン 450cc
水 600cc
〈調味料〉
トンカツソース 大3
はちみつ 大1
コンソメ 小1
塩 小1
チョコレート 40g
〈仕上げ〉
バター 40g
薄力粉 40g
(作り方)
・玉ねぎは大きめのクシ切り、人参は適当な大きさに切り、面取りをする。
・ニンニクは皮をむき、半分にカットして使い捨てパックにローリエと共に入れる。
・大きめのお鍋に油をひき、玉ねぎ、人参を入れて炒める。
・ある程度火が通ったら、ニンニクとローリエのパック、赤ワイン、水、すべての調味料、デミグラスソース、牛頬肉を入れる。
・沸騰直前で弱火にし、アクをとる。
・味見をして甘みと塩味のバランスがいいかをチェックし、足りなければ足す。
味の一体感はまだないけれど、煮込んで休ませると落ち着きます。
・アクが落ち着いたら蓋をして弱火で1時間半ほどクツクツ煮込む。
吹きこぼれたり、底が焦げないように弱火で、時々かきまわす。
・煮込みが終われば、そのまま一晩放置。
味を馴染ませる。
・翌日、朝からもう一度かき混ぜながら火にかけて使い捨てパックを取り除く。焦がさないように注意する。
・味見をする。
・仕上げ。
別の鍋でバターを溶かし、薄力粉を混ぜてきれいなペーストにする。(ブールマニエといってスープにとろみをつけることができます)
・ペーストをシチューに入れてよく混ぜる。
・そのまま冷まして一度の食事の量にあわせてジップロックで冷凍保存。
その日の夕方食べるときにはそのまま寒いところに置いておくか、冷めてから冷蔵庫へ。
・食べる日に別のお鍋でじゃが芋を茹で、茹で上がったらシチューに入れ、馴染ませる。
・器にシチューをよそって、家族みんなでボナペティ♫