お正月にお迎えした歳神様をお送りする「小正月」。
一年間の無病息災を願って、氏神様で執り行われる「とんど焼き」に注連飾りを持って行きます。
うちはとんど焼きと言いますが、一般的には左義長と言われています。
いつも早朝、娘を駅まで車で送ってそのまま神社へ。
朝早く暗いうちから、氏子衆の皆様の協力のもとお炊き上げが行われています。
この時期特有の早朝の暗さ、寒さのなか鳥居の向こうに見えるとんど焼きの炎に、神聖な心持ちと共に、氏子衆の皆さんと信心する人々の優しさ強さで心が温められる気がします。
「今年も無事、みなでお正月を迎えることが出来ました。ありがとうございます。」
とんど焼きが終わると、今年のお正月も無事終わりです。
ホッとするような、また、一年動き出した慌ただしさを感じるような。
そんな1日です。
今年はどんな一年になるかしらん。
その一年をつくるのは自分自身。
動かねば!
この日は、厄除けの意味を持つ小豆を使った「小豆粥」を作り、一年間の家族の無病息災を祈ります。
「小豆粥」
(材料)6人分
米 一合
小豆の茹で汁 1.5Lほど
塩 適量
小豆 一合弱
水 適量
(作り方)
・洗った乾燥小豆を鍋に入れ水をたっぷりはって2時間コトコト茹でる。
途中水が足りなくなれば足す。
茹で上がったら煮汁を1.5Lとっておく。
・別の鍋に洗った生米と茹でた小豆を入れる。
・そこに小豆の茹で汁を1.5L入れ30分ほど時々かき混ぜながら炊く。
途中水分が足りなくなれば水を足す。
・塩して味味をして出来上がり。
お好みでお餅を入れて召し上がれ♪
濃い小豆色を出したければ、小豆を多めに茹でると茹で汁が濃い色になります。
多かった分の小豆は取っておいて、お砂糖や水と合わせてお善哉にしたり餡にしたり、別の用途につかうとたくさん楽しめますよ。