美味しいしあわせ

くつろぎのひと時のお料理やお菓子とお酒 季節の花と緑

ピスタチオスプレッドとクッキー


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私にとって忘れられない本との出合い。

それは私が小学生の時、当時書店に勤めていらした親戚の叔父様からプレゼントされたお菓子作りのご本でした。

小学館から出版されていた今田美奈子先生の「すてきなおかし作り」というご本。

美味しそうなお菓子の作り方がわかりやすく書かれていて、初めて見る外国のお菓子に胸が高鳴ったのを覚えています。

その中で一番最初に作ったお菓子が「クッキー」。

焼き上がったクッキーをみて、

私にもこんな美味しいものを作ることができるんだ!

と、とってもとっても嬉しくて。

美味しいねぇ。と喜ぶ両親の顔に、誰かのために作る幸せを初めて知りました。

以来、お菓子もお料理も、誰かを喜ばせたい。

そんな思いが原動力になっています。

これまで何百回と作ってきたこのクッキー。

時にはアールグレイの茶葉を入れて、抹茶、ココアなどいろんなアレンジも楽しみます。

今回は、基本のクッキーにピスタチオクリームをのせて。

成城石井で見つけた大好きなピスタチオのクリーム。

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パンにクリームをのせていただくのも美味しいのですが、クッキーとの相性が本当に抜群!

上品な甘さのハーモニーが、ティータイムを優雅な気分にしてくれます。

「型抜きクッキー」

(材料)

薄力粉 300g

バター 200g

砂糖 100g

卵 1個

お好きな抜き型

(作り方)

・材料をすべて量って用意する。

・バターは大きなボウルに量って室温に戻しておく。

電動ミキサーで混ぜ、空気を含ませる。

・ミキサーをとめて砂糖を入れ、止めたままのミキサーでぐるぐると馴染ませ、砂糖が飛び散らないようにしてから、スイッチを入れて、さらに白っぽくなるまで混ぜる。

・卵を入れてさらにミキサーで混ぜる。

混ぜ終わったら少しミキサーを浮かせて遠心力でタネを飛ばしスイッチを切る。

ボウルより上でやると飛び散るので注意して下さい。

・ボウルに粉をふるいながら入れる。

・ヘラで切るようにして混ぜながらも、最後は粉が残らないようによく確認してまぜる。

・大きめにラップを用意する。

・ボウルでひとまとめにしたクッキー生地をラップに移し、包んで冷蔵庫で30分以上寝かせる。

・柔らかい生地なのでのばして冷凍してから型抜きします。

冷蔵庫から取り出した生地を適量づつに切り分け、それぞれをのばして冷凍庫で冷やす。

ラップを1枚しき、ある程度平たくした生地をのせ、その上にラップをのせて上から麺棒でお好きな厚さにのばす。

繰り返してすべてのばしたら冷凍庫に入れて扱いやすいように固くする。

・天板にクッキングシートをしいておく。

・ある程度固くなれば取り出して、上のラップだけ外して型抜きし、天板に置いていく。

残った生地は丸めてまた上からラップし、のばして冷凍庫へ。

生地が多い時にはそのまま冷凍庫で保管しておくと、焼きたいときに取り出してすぐ焼けます。

子どもが小さい時にはたくさんストックしておいて、急にお友達が遊びに来ても、おやつに焼いて出せるので重宝していました。

遊んでいる途中にクッキーの焼けるいい香り♫子ども達のテンションあがります(笑)

・オーブンを180度に予熱する。

・適量作れば、オーブンに入れて180度で15分ほど焼く。

クッキーの厚さやお好きな焼き色によって焼き時間を調整して下さい。f:id:habbule-no-neko:20210508131139j:image

焼き上がったクッキーにピスタチオスプレッドを塗り、クッキーをもう一枚。

挟んでサンドにすればピスタチオクッキーサンドになります。

もちろん一枚づつスプレッドをのせていただいても。

スプレッドが溶けやすいので、お客様にお出しするときにはスプレッドを別添えにしてお出しするといいですよ♪