美味しいしあわせ

くつろぎのひと時のお料理やお菓子とお酒 季節の花と緑

冬の客人 簡単なおもてなしのためのタイムライン


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冬の友人の来訪は、心を温めてくれるもの。

電話でたっぷりお話していても、会って伝わる気持ちもあります。

そんな大切な友人のために用意したのは、体も心もポカポカにしてくれる冬の簡単な懐石。

あんまり張り切ってお料理ばかりするよりも、たくさんたくさんお話したいから。

メインのお寿司は買ってきて、お澄ましと田楽、餡かけのお料理だけ用意しました。

事前に準備しておけば、お話しながら揚げるだけ。

その間に、お出汁や餡を温めて、田楽にする生麩を焼きます。

いいお出汁の香りが部屋中に漂って。。

なんのお料理?なんてお話も弾みます。

だって二人とも、食べるコトだぁい好き!

そんなおもてなしのお料理を作る

タイムラインの記録です。

「冬の来訪 簡単な懐石のおもてなし」

〈メニュー〉

(ウエルカムティー

温かい焙じ茶 一保堂茶舗

末廣饅頭 たねや

(簡単な懐石)

お寿司(テイクアウェイしたもの)

鴨肉と山芋のお澄まし

生麩の柚子味噌田楽

餡かけ 蓮根の宝饅頭

(デザート)

温かい焙じ茶 

極薄おかき 羽羽(ひらひら) 井の一

温かいお紅茶 好みを聞いて

イチゴメレンゲ・塩キャラメルバターナッツ・チョコレート Melissa

ナッツ入りメレンゲ DONQ

 

〈前日〉

・買い出しをして、それぞれお出しする器や茶器を決めておく。

カトラリー・お盆も出しておく。

銀器などは磨いておく。

お手拭き用の入れ物とタオルを準備。

・テーブルクロスや小物を決めてレイアウトなど決める。

・餡かけとお澄ましのお出汁をとり冷蔵庫へ。

・水煮銀杏を素揚げしてキッチンペーパーで包んでラップして冷蔵庫へ。

・海老の殻をむいて背ワタをとり、一口大に切り分けてキッチンペーパーに包んでラップして冷蔵庫へ。

・生麩を丸型で抜いてラップして冷蔵庫へ。

柚子味噌を合わせておく。

・山芋と蓮根を分量を量って切っておく。

・鴨肉はあらかじめ買うときにそぎ切りしてもらっておく。

〈当日待ちあわせまでに〉

・蓮根と山芋の皮をむいてそれぞれすりおろしてボウルに入れて冷蔵庫に用意しておく。

・昨日用意したお出汁をお澄まし用と餡かけ用に味付けしてお鍋でスタンバイさせておく。

 

〈直前に〉

・フライパンに薄く油をひいてごく弱火で裏表生麩を焼いて温める。火が通りやすいので焦がさないように、中まで温まるように。

・餡かけやお出汁を静かに温める。

沸騰させないこと。

・「蓮根の宝饅頭」のレシピの通り、材料を合わせて揚げる。

・お寿司を盛り付け、蓮根の宝饅頭・生麩田楽・お澄ましを仕上げてテーブルに♪

温かいお澄ましの香りが部屋中に漂って。。

日々の辛かった話も、最後はほっこり笑い話にして、お互い元気をもらいます。

お互いに、それぞれのやり方で頑張り屋さんなのは知っているから。

いままでずっと、辛かったことも、楽しかったこともすべて共有してきました。

人に話すことで、自分の本当の気持ちに気付けたり、思いを整理できたり、違う視点をいただいたり、一人じゃないと思えたり。

そうやって、自分の気持ちに句読点をつけることで、次の思いに進む。

そんなことを二人で繰り返してきました。

自分の人生を客観的にみることは難しいけれど、人の人生は物語として聞いて学ぶことがたくさんあります。

彼女の抱えてきた様々な悩みが、私にも訪れたとき、私ならどうするか。

心の準備をしておけます。

最初におこる「なぜ?」の気持ちは、一度聞いて知っているから。

なぜ?の次の、じゃぁどうする。

に、進むことが出来る。

人は、同じ思いに立ち止まるのが一番辛いから。。

主人とはまた違う、女ともだちの温かさを感じながら、心あたたまる冬の一日を過ごすことが出来ました。

本当にいつも、ありがとう♫