
週末使える近鉄3日間乗り放題チケットの旅
長い長い近鉄の沿線をどれでも特急以外の電車に乗り放題の夢のチケットです!
特急には特急料金を追加すれば乗れますが せっかくなのでお安く行くことをメインにして夫婦で鈍行列車の旅をしてきました
1日目は伊勢と松坂へ
目的は美味しい松阪牛を食べる!
ですが一番美味しい状態でいただくために まずは伊勢で伊勢うどんを食べ小腹程度に満たしてからサウナに向かい サウナ・水風呂・外気浴のルーティンを繰り返して
喉乾いた!お腹ペコペコ〜っ!
な状態で松阪に移動し松阪牛を食べることに
わりとお肉に本気です
とはいえ途中の車窓も楽しみのひとつ
大阪上本町駅から伊勢に向かう途中のワクワクポイントはやはり中川デルタ線です
デルタ線とは上から見ると三角形の形になっている線路のこと
中川デルタ線は
大阪から伊勢中川
名古屋から伊勢中川
大阪から名古屋への直通(伊勢中川を通らない)
から成り立っています
ギリシャ文字のデルタ(Δ)に形が似ていることから三角の形に敷設された線路をデルタ線と呼びます
運転士さんたちには「2時間以上続けて運転してはならない」 という法令があり 近鉄のように長い区間の運行の場合どうしても途中で列車の乗務員交代が必要になります
そこで昔
大阪−名古屋直通の特急において
伊勢中川を通らない方の線路(中川短絡線)を通りながら運転士と車掌がこの区間でスピードを落とし運転したまま乗務員交代を行うというスゴイ光景が繰り広げられていたそうです
運転士さんがソロリと立ち上がり車掌さんがそれを引き継ぎ運転席に座る光景
近鉄の運転士さんたちスゴイ!!
と思いますよね♫
でも やはり当然ながら
「それ 危ないでしょ」
と国から指導が入り
(まぁそうですよね(笑))
今では宇治山田や名張などで乗務員交代があるそうです
昔は名物だった短絡線での乗務員交代
マニアは短絡線が近くなると先頭車両に陣取りその交代の様子を見て楽しんでいたんだよと以前その道の達人からお伺いしたことがあります
いまでは見られないその光景
生で見られた方々羨ましい!とジダンダです
ところで
三角形に線路が配置されるとどうしても真ん中の土地が閉鎖されてしまいます
そこでこの注目されるデルタ線の中を一面広告する場所として運用していてたくさんの看板が並んでいるのがまた名物となっています
さてさて
私達は伊勢中川で乗り換え伊勢方面へ
到着してすぐに観光案内所にてマンホールカードをゲットです

ついでに案内所の方にたくさんある伊勢うどんのお店の特徴を教えてもらいその中から私達が伺ったのは「まめや」さんでした


昔から伊勢参りで栄えたこの地
長旅をしてきた旅人の胃の腑に優しいようにとあえてコシの全くない柔らかいお饂飩にしているのが名物です
お箸で持つとプチンと切れます
美味しい!けど。。
あまり食べた気がしない(笑)
といつも伊勢うどんを食べるたびに思っていたのですが
今日はこれからサウナ
お腹いっぱいにして行くと湯あたりしそうですが伊勢うどんなら
かつての伊勢詣での旅人にも
そしてサウナーの胃の腑にも
優しいことこの上ありません
こんなにサウナ向きの食べ物はない!
とあらためて伊勢うどんの真の活用法を知ったような気分でした
小腹も満たしてまめやさんから歩いてほど近くにある銭湯
「みたすの湯」に到着
こどもの日が近く鯉のぼりが飾ってありました


こちらはサウナ室も大きく水風呂もしっかりチラーで冷やされて外気浴は背もたれのあるベンチに座り背中上部から流れ落ちるお湯に癒やされながら5月の爽やかな風で「トトノウ」という気持ちいい施設でした
近頃は旅先でお風呂に入らないとその土地に馴染んだ気がしないほど(笑)
お風呂上がりに気持ちよく町を歩いて駅まで戻ってきました

さてお土産を買いに参道へ
こちらで買うものはすでに決めてあります
以前「津」で降りたときにたまたま手に入れた伊勢「せきや」さんの磯づけ
帰りの特急でビール片手に主人とつまんで止まらなかった思い出の品です
駅のホームにも伊勢名物といえばの「赤福」と並んで看板が出ていました

お土産も手に入れいよいよ
電車に乗って今日の本命松阪牛へ

松坂は時間があれば観光もたくさんできる場所
松坂城や松坂木綿など昔から伊勢参りで栄えたこの地は様々な文化や著名人を輩出しています
その中でも私が個人的に一番行きたかったのは三井家発祥の地
三井家が興した越後屋本店の跡地に越後屋から百貨店三越へと変貌を遂げたそのシンボルである「ライオン像」が置いてあります
この三越のライオン像
1914年(大正3年)に日本橋三越本店を開業する時に設置されたのが始まりで 越後屋として始まった呉服店から百貨店への転換の視察のために訪れた際イギリスで発注して日本に送ってもらったそうです
ロンドンのトラファルガー広場のネルソン記念塔の下にある4頭の獅子像がモデルとされており英国の彫刻家レナード・スタンフォード・メリフィールドが型どり 鋳造師のバルトンが制作
完成まで3年を要しイギリスの彫刻家の間でも話題になったほどでした
ちなみに発注した創業者日比翁助は無類のライオン好きとして知られ 息子に雷音と名付けるほどであった byウィキペディア
とのこと
なかなかのキラキラネームですよね(笑)
さてさて
このライオン像には都市伝説があって
どうやら
誰にも見られずにこの像にまたがりお願い事をすると叶う☆
ということらしい!
日本橋の三越百貨店でも夜中に行ってお願い事をする人もいるとかいないとか
東京まで行かずともこの松阪でそれができるなら。。とも思いましたが次第に降ってきた雨と大人の分別がそれを思いとどまりました(笑)
とはいえ
ここまで来たら見てみたいのが松阪のマンホール

見つけた!
こちらは「驛鈴」(えきれい)のマンホールです
驛鈴とは
大化の改新(645年)でそれまで地方の豪族がバラバラと支配していたのを天皇を頂点とした律令国家として日本という国を作り始めた時に出された様々な決め事の中の一つのアイテム
官吏の公務出張の際朝廷より支給された鈴
のことです
「駅馬・伝馬の制度の設置に伴って造られたと考えられていて官吏は駅でこの鈴を鳴らして駅子(人足)と駅馬または駅舟を徴発させた
駅では官吏1人に対して駅馬1疋を給し駅子2人を従わせうち1人が駅鈴を持って馬を引きもう1人は官吏と駅馬の警護をした」
byウィキペディアとのこと
まぁ その鈴持ってたらエライ人だからみんな無事次の地へ行けるように頼むね~
ということみたいです
ということは全国あちこちにあったのだろうけれど ではなぜ松阪?というと
松阪出身の本居宣長が大の鈴好きだったことに由来しています
本居宣長は松阪の豪商の出で国学者であり医師であり松阪の誇る偉人です
35年かけて古事記伝全44巻を完成させたことで有名
書斎を「鈴屋」と呼ぶほど鈴と山桜を愛した人で発注して作ってもらった鈴や友人から頂いたりしたものいろいろあるなかマンホールにもなっている驛鈴は松平康定から頂いたものとのことです
へぇ こんな形をしたものだったのね
と写メを撮ったら もう気持ちは焼肉(笑)
漂う煙を見つけては 焼肉♫あ こっちも焼肉!とウロウロしてやっとお目当てのお店を見つけました
予約をしていなかったので開店と同時に入店
ギリギリひとテーブル確保してなんとか焼肉にありつけました
お肉は松阪牛とそれ以外のものもありましたがとりあえず松阪牛を注文
追加で他のお肉も頼みましたがやはり全体的にクオリティが高くお肉が美味しい


ただ 生粋の関西人としてはこの上等なお肉を塩かワサビ醤油で味わいたいところなのですが必ず味噌ベースと思われるタレがついてきてさらに焼いたお肉を味噌ベースのタレでいただくという
もはやタレの味しかしない(涙)
いや 確かにこれはこれで美味しいし
その土地ならではの味わいを楽しむのも旅の味
ですが そんな気持ちを凌駕するあまりのお肉の美味しさにやはり肉そのものを味わいたい!という欲求がフツフツと湧いてきて
「これ 取り寄せて家で塩と醤油で食べたいねぇ。。」
と帰りにお取り寄せ出来るか聞いてみたらオンラインショップもありますよとのこと
ウフフ!文明に感謝です
はぁ〜!お腹いっぱい♫
と駅に戻ってきました

有名な駅弁屋さん「あら竹」
松阪牛の駅弁が有名です
駅ナカからも駅ソトからも買えるようになっていました

駅前のオブジェも 牛
美味しかった宮本屋さんのパンフレットを握りしめ大阪までまた鈍行に乗って帰ります
おビールもいただいたのでほろ酔い気分
さてさて明日はどこ行く?と主人と相談していたらあっという間に大阪上本町まで戻ってきました
相談の結果乗り放題旅 2日目は奈良へ
ツツジが見頃の葛城山ロープウェイ(電車にあった吊り広告に踊らされてます(笑))と御所(ごせ)でサウナに決定です
明日も楽しみ!