我が家は男の子と女の子を授かり、関西のしきたりで私の実家から男の子は破魔弓と5月人形と鯉のぼり。
女の子は羽子板と雛飾りを誕生のお祝いにいただきました。
年末年始には破魔弓と羽子板を飾り、桃の節句には雛飾り、そして端午の節句には鎧兜の5月人形を飾り、鯉のぼりをたてます。
鯉のぼりは本当に大変なので、息子が幼稚園を卒園する頃にたてるのをやめてしまいましたが、今でも鎧兜のお人形だけは飾っています。
今年はバタバタとして飾るのが遅くなり、なんとか今日、亡き大御婆様の御命日に飾ることができました。
端午の節句の飾りものは、武将たちの戦うための武具装束です。
女のコの桃の節句は雅な宮中を模したもの。
今の時代にあっても、やはり武運を願わなくてはいけない人間の悲しい歴史。
生物として勝たねば生き残れないという宿命を持ちつつも、知性と理性、そして愛と寛容も識っている人間だからこそ、人の未来の在り方を選びたい。
そう願わずにはいられません。