我が家では毎年2つの五月人形を飾ります。
一つは、長男の初節句に私の実家から贈られたもの。
もう一つは、主人の初節句に義母の実家から贈られたものです。
こちらが長男の鎧飾り。
塗りの屏風に金粉で装飾してあります。
こちらと、鯉のぼりもセットで贈られましたが、二階の高さほどもある鯉のぼりを、毎年土台から杭を打って立てるのがあまりにも大変で(汗)
6年ほどして小学生になってから鯉のぼりを立てるのをやめました。
昔はあちこちで、5月になると泳いでいた鯉のぼり。
今ではなかなか個人のお宅で見る機会もありませんが、たまに旅先の田園風景の中で、お庭の立派なお宅に鯉のぼりが泳いでいるのをみると、美しい日本の風景だなぁと感じるとともに、立てる苦労が思いだされ頭が下ります。
こちらは主人の初節句に義母の実家からいただいた鎧飾り。
段飾りのものでしたが、成人して、段は処分したらしく、飾りだけ残してありました。
箱の絵も凝っていて昔のものってホント素敵です。
絵付けや一つひとつの装飾も手が込んでいます。
いまこれをちゃんと作ると手間暇かかりすぎてとってもお高くなるんだろうなぁ。
かれこれ60年ほど前のものだけれど、柏餅の飾りなんかもお餅が木で出来ていて、とても綺麗に保管されていました。
粽の水引細工も細かく作られています。
ところで、
一生懸命飾る私の横で、娘が何やら必死に四苦八苦(笑)
何をしてるかと思いきや
虎に鯉を餌やりしてました(笑)
「どう?お母さん♫」
・・・高校生の娘、
2ヶ月も外に出ないと、だんだん面白いことになってきます。(笑)