美味しいしあわせ

くつろぎのひと時のお料理やお菓子とお酒 季節の花と緑

歳の瀬 タイムライン


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いつもの歳の暮れのことを

Timelineにして書こうと思います

毎年変わらぬ 歳の暮

変わらず ずっと同じことを重ねてきました

大掃除をし クリスマスパーティーをして お正月にむけて11人分のお節料理を作る

結婚した初めてのお正月は5人分だったお節料理が しばらくして子どもが生まれ

そのうち義弟が結婚して義妹が家族になり

また子どもが生まれて。。

それぞれに家族が増えて 今では11人分のお節料理に

普段はバラバラに暮らしているけれど

年の瀬にはみんなで集まって それぞれに近況報告

子ども達は走り回って笑い

新年にはみなで氏神様に祈り

一緒にお節料理を食べ

家族の年月を重ねてきました

正直

「年末年始は海外で過ごしたの」

とか

「毎年お節料理はホテルでいただくの」

という友人たちの話を聞くと

羨ましいなぁ。。

という気持ちになります。

ですが

そんな時に思い出す母の口癖

「普通が一番有難い

普通が一番難しいのよ」

 

当たり前の年の瀬

当たり前のお正月を過ごすために

準備しなければならないことは 

山ほどあります

それは11月の とある暖かい週末から。。

 

「年の瀬にむけて」

・11月の暖かい週末に大掃除をすべて終わらせる

・お節の飾りに使うハランを剪定して新しい葉が生えやすいようにしておく

・大安にお味噌を仕込む

・お年賀状の挨拶文面をつくる

・クリスマスの飾りつけをする

・義母が頼むお正月用の蟹 いくら 数の子を確認

・金沢の不室屋さんに生麩を注文する

・クリスマスメニューを考えて 食器 テーブルセッティングなどをリハーサル

・食材と持って帰っていただくお菓子やプレゼントの買い出し

・親族みなで集うクリスマスパーティー

・子どもが冬休みに入る前に 冷蔵庫 換気扇 食品庫の掃除を終わらせる

・お年賀状の住所録を整理 打ち出し ポストへ

・お味噌をミキサーして仕上げる

・お仏壇のお供えと新味噌を持って 実家に挨拶

・年始用の枝物などを実家のお庭で剪定し 持って帰る

・帰ったらとりあえずお玄関で水にいれ 次の日にクリスマスを片付け お正月の室礼にする

・年末とお正月の買い物リストを作る

・年末のお餅つき ハリハリ鍋 年越し蕎麦 大晦日のお酒とおつまみ お節の食材 実家へのお年賀 ドイツの弟家族へのプレゼント(実家に預ける) ポチ袋を買い出し

・新札を用意し ポチ袋にメッセージを書く

・30日に仕込むローストビーフ用のお肉を予約する

・お水を汲みにいく

 

「年の瀬」

「26日」 

・黒豆をそっと洗って 釘と一緒に汲んできたお水につける

「27日」

・黒豆を炊き始める

・義母が数の子を塩抜きする

「28日」

・黒豆を仕上げてジップロックに保存

・義母が数の子の薄皮をむく

・買い出しに出かける

魚は冷蔵庫の瞬冷室へ

お煮しめを炊くためのお出汁を取っておく

お煮しめの野菜類を切り水につけジップロック

お煮しめのどんこ椎茸を水につけジップロック

お煮しめの生麩を解凍

・焼き芋を焼いて皮をむいて熱いうちにキレイに潰してジップロック

・丸大根を丸く抜き 薄切りにして水につけジップロック

「29日」

お煮しめを素材ごとに作り それぞれ別々に煮汁ごとジップロックで保存

・ごまめを作ってジップロックで保存

・たたき牛蒡を作ってジップロックで保存

・蕪をジップロックから出し水分を拭い お膾の漬け汁に漬けてジップロックで保存

・栗きんとんのきんとんを作り ジップロックで保存

・翌日のお餅つきの準備

「30日」

・義父母宅で お餅をつく

・お餅パーティー

・お墓参りに行き 一年無事に過ごせたことに感謝

イカ 海老 スモークサーモンを解凍しておく

・ローストビーフを作り ジップロックに入れ保存

・卵を茹でて 黄身と白身にわけてジップロック

・ハリハリ鍋を用意し みんなでいただく

「31日 大晦日

・睨み鯛が届く

・海老を塩焼きする

イカの黄金焼きを作る

・錦玉子を作る

・蕪とサーモンのお膾を仕上げる

・飾り野菜を用意

・お雑煮用の野菜を切ってバットに入れておく

・ウニ 鰤を解凍する

・「炙り鰤と海の幸の土佐醤油和え」のための大根おろしと土佐醤油を用意しておく

・お庭からハランを取ってきてよくよく洗って水分を拭う

・お重に詰めて記録撮影

・お節のお重に入り切らなかったものや 何やかやでお夕食

・食後はリビングで、カウントダウンパーティー

・各自好きな時に 好きなスタイルで年越し蕎麦

「新年 元日」

・義母がお雑煮を作る

・鰤をバーナーで炙り「炙り鰤と海の幸の土佐醤油和え」を作り それぞれの器に盛り付ける

・お仏壇と神様にそれぞれお雑煮の具を供える ロウソクをつけてまわる

・義父母 私達家族 義弟家族ごとにお仏壇と 家の中の神様(床の間 田んぼの神様 神棚 火の神様)にお詣り

・お重をすべて並べ お酒の用意

・お節料理のうち それぞれのお盆に祝肴三種(黒豆 ごまめ 数の子)とお煮しめなどをある程度盛り付ける

・みなでお節料理をいただいて新年を祝う

・すこし休んで氏神様に初詣

・帰ってきて 屋台で買ったものや干支饅頭を食べる

子ども達遊ぶ のを上の子ども達がお世話

・新年の挨拶にお見えになる親戚をご接待

・男衆は蟹の準備

女子チームは野菜の準備

ポン酢を作る

・蟹鍋をみんなでいただく

「2日」

・お一日と同じく母がお雑煮を作り お仏壇と神様それぞれにお雑煮の具を供えロウソクをつける

・各家族ごとにお仏壇と神様にお詣り

・お節料理でお祝い

・ゆっくりと過ごす

・軽くお昼をいただいてから それぞれのお嫁さんの実家に挨拶に

 

次集まれるのは 春休みか子供の日かな。。

またね!

子ども達は車の中と外でハイタッチ

またね〜♪また会おうね〜!

と角を曲がるまで手を振って見送ります

今年もいいお正月だったな

そう思いながら

実家に向かう

年末年始のタイムライン

毎年同じ

変わらないことの 

有り難さと しあわせ。。