明けましておめでとうございます♫
今年のお正月 関西はいいお天気に恵まれ清々しい一年の始まりとなりました
最近のコンサートは始まるのが早いので そのあと友人とお食事をして ちゃんとその日のうちに帰宅してきました
一日の朝のお祝いには 義両親と共に6人でお祝い
午後からは義弟家族が また例年通り近くの親戚の叔父様も年始のご挨拶にお見えになられ 賑やかな歳の始まりです
いつも通りのお節料理
ですが 今年は烏賊の黄金焼きの盛り付けを天盛りにしてみました
というのも
年末母屋に集まってお鍋を囲んでいた時のこと
NHKのニュースで滋賀県の石山寺ではお鏡餅を独特な形に飾ります というニュースをしていました
天盛りに飾られたお鏡餅を見て 今年は石山寺の鏡餅をオマージュしてお節料理の盛り付けに活かそうと(笑)
実は石山寺は我が家にとって少し馴染みのあるお寺
主人の勤務地が滋賀県だったときに主人がよく近くを通っていたそうで
何度か訪れてお気に入りのお寺となったよう
そこである時 いい所だからとお休みの日に家族全員を石山寺に連れて行ってくれました
もともと天智天皇(626〜672)の時代には 今では天然記念物として指定されている硅灰石(ケイカイセキ)の石切り場として開かれていた土地
この貴重な石をお寺の建立などに使っていたようで 荘厳な景色広がるこの土地は古より人々にとって神聖な場所とされていたようです
黄金が足りないのを祈祷して何とかせよ
という勅願を受けて 良弁僧正が聖武天皇より預かった聖徳太子の念持仏を持って夢のお告げにより導かれ 祈願した場所
その後本当に陸奥国で黄金が発見されて やれやれでは仏様とともに帰るとするかとしたところ 仏様が岩から離れず そこに草庵を開いてお寺が始まった(747) とのことです
幾月を経て様々な変遷もありますが 平安時代(784・794〜400年ほど 諸説あり)には石山詣でが盛んになり 特に女性に人気があったようで みな船で訪れては熱心に祈祷していたようです
なかでも紫式部が こちらのお寺で源氏物語を起筆(1004) 執筆活動を行ったという話は有名なもの
お寺には当時を再現したお部屋もありました
大変立派な今のお寺は雷災により半焼したのを(1078)淀殿が再建(1096)したものとなります
私達家族もその地を訪れて その自然と一体となった密やかな美しさに お気に入りのお寺となりました
さてさて そんな石山寺への思いも詰めた今年のお重です♫
黒豆 田作り 数の子 たたき牛蒡 海老
丸大根とサーモンのおなます
栗きんとん
錦玉子 生麩まんじゅう
烏賊の黄金焼き 石山寺風♪
ローストビーフ
毎年の炙り鰤の土佐醤油和えは 義弟家族が来てから作ったので朝のお祝いには上らず 写真を取り忘れてしまいました
2日は実家に帰り皆でお祝い
3日は恒例の睨み鯛のお鍋で 今年も無事お正月を終えました
すべてレシピは過去のブログに載せております
ブログ内でお節料理と検索すると出てきます
氏神様でおみくじをひいたら今年のキーワードとして
「試されている」
と書かれていました
なんだかドキッとする一言(笑)
きちんと誠心誠意物事に尽くしているか それを試されている年なのだそう
謙虚に でも弱気にならず 淡々と強い意思を持ってやり続けなさいとのことでした
今年も きちんと生きる という気持ちを胸の奥深くに置いて過ごす所存です
ブログも少しづつですが 更新して参りますのでよろしければ覗いてみて下さいませ♫
今年が皆様にとって素晴らしい一年となりますように☆