関西ではお素麺は年中いただきます。
夏のお素麺は特別美味しいのですが、冬、奈良の三輪神社にお詣りに行き、帰りにお素麺屋さんでいただく「にゅうめんと柿の葉寿司」のお昼ごはんは芯から温まり奈良でお詣りする寒さを癒やしてくれます(笑)
奈良の冬は本当に寒いんです!
で、春だけど少し肌寒い日が続いて今日のお昼ごはんは「にゅうめん」にしました♪
関西の方には普通のお昼ごはんだけれど、それ以外の地域の方にはあまり馴染みがないのではないかと思ってのブログアップです。
そろそろお素麺がスーパーで出回る季節。
大したお料理ではないけれど、お昼ごはんのメニューに困っていらっしゃる方のお一人にでも、
「あぁ、その手があったか♫」
と思っていただければと思っております。
ボリュームが欲しいときには、にゅうめんとおにぎり、とかで十分満足のランチになりますよ♪
「にゅうめん」
(材料)一人分
濃いめのお澄まし 200cc
お素麺 1把
生姜
茹でた鳥のささみ
(作り方)
・お出汁、塩、醤油で濃いめのお澄ましを作ります。
・お素麺を茹でて軽く水で洗い、軽く絞って水を切り器に入れ熱々のおつゆを入れる。
・三つ葉、生姜、鳥のささみを乗せて召し上がれ♫
ちなみに茹でた鳥のささみ。
私はよく冷蔵庫に作りおきします。
サラダのトッピング、スープの浮身、おネギをのせタレをかけて一品に、ラーメンの具などなど、これさえ準備しておけばすぐにちゃんとしたお料理になります♫
「茹でた鳥のささみ」
(材料)
ささみ
生姜切れ端
おネギ長いまま少々
中華スープの素 小1
塩 小1
水 500cc
(作り方)
・お鍋にささみ以外の材料をすべて入れて一度沸騰させ塩などを溶かす。
・鍋にささみを入れる。
ささみを入れると沸騰が収まりますが、再び沸騰してから30秒ほど火を通します。
・火を止めて、蓋をして予熱で10分熱を入れる。
10分たったら、必ず中心まで火が通っているかを確認して下さい。まだの時は再沸騰させて予熱で再度火を通して下さいね。
出来上がればスライスして保存容器にいれて冷蔵庫へ。
いつでもすぐに使えます♪
トッピングは一例です。
生姜とおネギだけのにゅうめんも、シンプルで私は大好き♪
にゅうめんの中華風とかいろいろ工夫次第でいろんなお味に出来ますよ♪
ちなみに、
奈良で、よくにゅうめんとセットで出される「柿の葉寿司」はご存知でしょうか。
関西では大変馴染みのある柿の葉寿司。
鯖やサーモンを甘酢で漬け、寿司飯と共に柿の葉で包み、型押しして形を整えたものです。
柿の葉の清々しい香りと、酢飯の香りが合わさって、味と香りでいただく一口サイズのお寿司♫
とっても美味しい!
のに、
「あれ、苦手なんだよね。」
という人が。
かれこれ30年ほど前の話です。。
「えぇ〜!美味しいのに」
と私がいうと
「うん、お寿司は美味しかったけどあの皮がさ、食感が苦手なんだよね。」
ん、皮???
なんと彼はオブラートの感覚で、柿の葉も「食べるもの」と思い込んで、葉っぱごと食べたらしいのです。(汗)
それはマズイわよ!(笑)(笑)
と、正しい柿の葉寿司の食べ方をレクチャーして差し上げました。
そういえば、昔のお菓子にオブラートに包んだゼリーみたいなお菓子がありましたよね。
よく、お年寄りが食べていらしたお菓子。
今調べてみたら、「みすゞ飴」や「ミックスゼリー」という名前のお菓子でした。
ザ、昭和のお菓子!
それと同じ種類の食べ物と勘違いしたらしいのです。
それ以降彼は柿の葉寿司のファンに♪
懐かしい話です。