今年も恒例のお餅つき
家族総出で行いました
昔は村中を回る餅つき屋さんがいて
その人達と村の者とで餅つきをしていました
ちなみに我が家の義曽祖父は 餅つき屋さんがつく御餅を臼(うす)で水をつけた手でこねる「ウストリ」という役割をしていたそうです
そんな村をあげてのお餅つきでしたが
今は各家庭でお餅つき
我が家は餅つき機で行います
ただ お供えだけでも神棚 仏壇 ピアノ 勉強机 田んぼの神様 家の神様 火の神様
たくさんあって そこにお雑煮のお餅
餡餅 エビの入った赤餅
餅つきの日につきたてを食べる分のお餅を合わせると家族総出で半日かかります
前日から八升の餅米を洗って水につけ
朝から水を切り
一回つくのに1時間ほどかかるのを
何度も機械を動かしながら
お餅をついていきます
出来たら義母が素手で熱々のお餅を掴んで餅とり粉をひいた「こうじゅうた」にいれます
「こうじゅうた」とは 奈良の言葉らしいのですが 麹や餅を入れる木の箱のこと
相当古いものを未だに使い続けています
最初についたお餅は義父が神様のお供え用に美しく大きなお供え餅に作ります
それが出来上がると次は小餅
義父の「はい丸めて」の号令がかかると
わらわらとみんなの手が伸びて熱いうちに丸めます
ひとしきり作ると次は餡餅作り
しばらくして
「はいどうぞ」と声がかかると
みんな わ~い!と各々好きなものを包んでお餅パーティーが始まります
今年はこちら↓
御座候の赤餡 パイナップル 生クリーム 抹茶餡 御出汁 大根おろし 明太子
義母はおぼろ昆布とお葱も追加していました
毎年恒例の「甘いのからの辛いの」
食べても食べても幸せが続きます
今年も「ねこ」を作りました
ねことは つきたての御餅を丸めずに形を整えたもの
今は四角に成形していますが
昔は長方形に成形していました
そのまま放おっておくと御餅がダレて
角がとれてなで肩に固まり
その姿が「猫」の背中みたいなので「ねこ」と呼びます
今年は久しぶりに柳が手に入り
「餅小花」を作りました!
つきたての御餅を小さくつまんで柳の枝につけていきます
梅の花のようにみえて
華やかな春が訪れたかのようです
娘と2人 ちまちまと御餅をくっつけました
完成すると嬉しくてあちこちで撮影大会です
さて あとはお墓参りに行ってお墓の大掃除
今年も残すところ あと一日となりました
変わらぬ年越しに 感謝
そして今年一年 拙いブログにお付き合い下さってありがとうございました
来年も楽しんでいただけるよう頑張ります!
何卒 よろしくお願い申し上げます♫