国産の胡麻って全体の0.1%しかないってご存知でしたか?
今回胡麻について調べて初めて知りました
農水省によると99.9%は輸入品でタイ 中国 アフリカ トルコなどから取り寄せているらしい
そんな貴重な国産胡麻
有名な産地は美しい海に囲まれた鹿児島県 奄美群島のひとつ喜界島とのこと
世界でも珍しい珊瑚が隆起して出来た島で
車で40分も行くと一周できる小さな島ですが人口は約7000人もいるようです
国産胡麻の生産が少ない理由はひとえに手間がかかりすぎるから
その割に収益性が低く敬遠されるようです
種まきから収穫まで手作業でやることが多く農薬も使わないので雑草ひきなど大変です
7月から10月の収穫期には刈り取った胡麻の束を一束づつくくり順次10日ほど天日干し
この時期島の道にはあちこちで道端に胡麻の束が並べられ島の「セサミストリート」として有名だそうです
そうして乾燥させた胡麻の束を一束づつ棒で叩いて実をとります
落ちたものからさらに余計なものを取り除き胡麻だけを収穫できるまで何度も選別作業を行ってやっと終わり
この労力喜界島の立地から絶対暑さとの戦いですよね
ですがそうして苦労して収穫した国産の胡麻は輸入品に比べて粒が小さく香りと味が濃厚
一口食べたら口に広がる香りが全然違う!
とのこと
今まで産地を気にかけたことがなかったけれど今度国産を探して買ってみたいと思います
今回は輸入品の黒すり胡麻で作ったクッキーですがこちらも胡麻の香ばしさがヤミツキになる止められないクッキーです
イギリスでは皆さんビスケットが大好きだそうでリビングや寝室にビスケットバレルという容れ物を置いて常時ビスケットをストックしているそう
私も英国のドラマ「ダウントン・アビー」を見てこれはいい!とリビングに様々お菓子をストックする缶やガラスの器を置いて甘いものをストックするようになりました
我が家の癒やしスポット
みんな集まってきます(笑)
☆レシピ☆
「黒胡麻クッキー」
(材料)
薄力粉 300g
バター 200g
グラニュー糖 100g
卵 1個
黒のすり胡麻 60g
(作り方)
・ボウルに砂糖を量り入れる
・冷蔵庫からバターを取り出し軽くレンチン ある程度柔らかくしたらグラニュー糖のボウルに入れる
最初はハンドミキサーのスイッチを入れずに軽く砂糖と馴染ませてからスイッチを入れて白っぽくなるまでミキサーする
いきなりスイッチを入れると砂糖が飛び散ることがあります
・卵も入れてハンドミキサーでさらに混ぜる
混ぜ終わったらミキサーを少し浮かせてスイッチを入れ遠心力でミキサーについたタネをボウルの中に飛ばす
・振るった薄力粉と黒すり胡麻を入れて今度はゴムベラでムラのないように混ぜる
・ボウルでひとまとめにしたクッキー生地をラップで包み冷蔵庫で30分以上寝かせる
・冷蔵庫から取り出した生地を適量づつに取り分けラップで挟んで上から麺棒でのばす
こうすると麺棒も汚れにくくのばしやすい
・オーブンを180度に予熱する
・型抜きでぬいてオーブントレーにしいたクッキングペーパーに並べていく
・オーブンに入れて180度で15分ほど焼いて出来上がり
私はよく焼きが好きなので18分ほど焼きます
香ばしさが増して美味しいです
ちなみに
生地が柔らかければ一度冷凍庫で冷やせば型が抜きやすくなります
そのまま冷凍庫で保存しておけば急におやつが欲しくなった時も後は焼くだけ
子どもが幼稚園の頃は冷凍庫に必ずストックしておいてお友達が遊びに来てもすぐ手作りおやつが出せるようにしていました
子どもたちに型を抜かせて遊んだり
アイシングで遊んだり
楽しかった想い出いっぱいのクッキーです
只今絶賛幼児保育実習中の娘にクッキーで遊んでもらいました
「サーカス」
ペンギンが卵から孵化するのはシュールです(笑)