この時期、パーティーにピッタリの一皿目のスープ。
桃をそのままピューレにして、はんなり冷やしたヴィシソワーズに浮かべたもの。
パーティーの最初に、5口ほどで飲み終えるくらいの量でお出しします。
冷製スープなので、涼し気な器がオススメ。まずヴィシソワーズを注ぎ、真ん中に桃のピューレを静かに入れます。
冷製とはいえ、あまり冷やしすぎると味を感じにくくなるので冷めている程度で大丈夫です。
召し上がっていただく時には、真ん中に桃のピューレがあることをお知らせして、混ぜずにすくってお召し上がり下さいとお伝え下さいね。
ヴィシソワーズの量に対して桃のピューレは半量ほど入れます。
桃のピューレをヴィシソワーズをまとわせていただくイメージです。
甘い桃のピューレと角切りにした桃のブロックが、柔らかい口当たりのヴィシソワーズと共にお口の中で優しくほどけます。
☆レシピ☆
「冷製 桃のヴィシソワーズ」
(材料)6人分
桃 1個
じゃが芋 2個ほど300gほど
牛乳 400ccほどから濃度をみて調整
塩 小1/2弱から味をみて
コンソメ顆粒 ほんの少々
(作り方)
最初に
桃は必ず甘熟の甘いものを使って下さい。
酸味があるとスープと味が馴染みません。
食べてみないとわからない桃の味
もしも味見をして、甘熟でなかったり傷んでたりしたら使わずに、いさぎよく冷製のポタージュスープでお出しした方が美味しいです。
・桃の皮をむいて実をカットし、桃を味見する。
飾り用に 少量をブロックにカットし ラップして冷蔵庫へ
残りはミキサーに入れてモーターを細かく動かしながらピューレ状にし ラップして冷蔵庫へ
・じゃが芋を皮ごと30分ほど中火弱で茹で 柔らかくなったのを確認してから水にとり 皮をむいてミキサーに入れる
・じゃが芋の入ったミキサーに 牛乳も入れてミキサーする
あまり回しすぎるとデンプンで濃度が強くなりすぎるのでいつまでも回さないように気をつけて下さいね
・鍋にザルで濾しながらあけ 濃度が強いので 程よい濃度になるまで牛乳でのばす
糊みたいな濃度は強すぎです
スプンですくってトロ〜っと線になって流れ落ちるくらいがgood♪
・中火弱で温めながら1度味を見て 塩適量とコンソメほんの少々を入れ もう一度味を見る。
コンソメ顆粒は入れるとコンソメの味になってしまうので ひとつまみほど
味にほのかに奥行きを出す程度の量がいいと思います
塩味は じゃが芋のピューレが水っぽく感じない程度に
ほのかな塩味が 桃とのバランスがいいと思います
沸騰させずに 塩とコンソメがスープに馴染む程度に火入れします。
・大きなボウルに氷を入れ 鍋を入れて冷ます
♪ここでいったんお味見タイム♪
小さな器にポタージュスープと桃のピューレを少しづついれて、甘さ 塩み 旨味のバランスを確認します
もしも、甘みが引き立たないときはポタージュスープに塩かコンソメを足してバランスを取って下さい
・このスープは冷たさも美味しさ。
お出しするときは 食べる直前に器によそって作って下さい
一人分の分量
ヴィシソワーズをお玉1杯弱くらい
スープの真ん中に桃のピューレをヴィシソワーズの半量程度が目安です
角切りにした桃を浮かべて
食べるときは
「混ぜないで ポタージュとピューレを合わせて スプンですくって お召し上がり下さい♬」
とお伝え下さい。
たくさん作って残ったポタージュは
後日 少し塩味を足してあげると ポタージュスープとして 美味しくお召し上がりいただけます
旬の華やかな桃のお味のスープ
パーティーの始まりが
美味しい!!
の笑顔でスタートすると 嬉しいですね♫