美味しいしあわせ

くつろぎのひと時のお料理やお菓子とお酒 季節の花と緑

初めてのプロゴルフ観戦 特別招待券ってどんなの?


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パナソニックオープン2023

特別ギャラリー招待券

「いただいたけど 一緒に行く?」

と主人に誘われ 行く!!と即答

初めての

プロゴルフツアー観戦に行ってきました

ゴルフでは 観客のことを「ギャラリー」というそうです

いただいたチケットは特別なチケットで

VIP待遇を受けられるもの

なので 私たちは今回

ゴルフ場の駐車場を利用することが出来ます

不便な場所にあるゴルフ場に車で行けることほど有り難いことはありません

プロゴルフの試合会場ではギャラリー駐車場があってもかなり離れていたり(その場合バスが運行されます)駐車台数にも限りがあるので早朝に出発して駐車場を確保しなければなりません

停められなかった場合 周りに駐車場がない状況となります

なので主催する側もなるべく公共交通機関を使って向かうことを勧めています

ですが

今回はVIP待遇のチケットなので

私たちはクラブハウスに一番近い関係者用の駐車場を必ず利用出来ることになっています

有り難いことです
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会場の兵庫県 小野東洋ゴルフ倶楽部に到着

誘導され車を停めると

すぐそこから用意されている乗り合いバスに乗りクラブハウスに連れて行ってくれます

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到着すると大会スポンサーの担当の方々が 出迎えて下さいます

ゴルフボールとキャップどちらがいいですかと言われ2人でキャップをいただきました

他にも資料とランチの金券をいただき食堂でお好きなものをどうぞと至れり尽くせりですf:id:habbule-no-neko:20231005055038j:image

恐縮しながら2階に上がると

本日のメインスポンサー パナソニックさんの商品一式が展示されていました
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そこは選手のロッカールームのある場所なので 選手やキャディさんたちが談笑しながらそこここにいらっしゃいます

ただ 私は全くゴルフの世界を知らないので勿体ないことでした

ゴルフ場に出るといくつか練習場があります
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コースをなんとなく見て回っていたら本日の運命を決める最終ホールがありました
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左手に見える白い屋根はギャラリーテント 

このチケットで入れるはずです 楽しみ!

本日のコースはこんな感じ
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まずはスタートホール

選手の皆さんの第一打を見ることにしました

奥のブルーテントにスポンサーのトップの方々そして日本プロゴルフツアー機構会長の青木功さんがいらっしゃいます

青木功さんは伝説のゴルファー

私の祖父はゴルフが大好きだったので 

青木さんは私にとっても「スゴイ人」です

選手やキャディの方々が来られてまずブルーテントの方々にご挨拶されて受付をし 

アナウンスがかかると第一打を打ちます
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その組の全員が打ち終わると一斉にそれぞれ打ち終わったボールめがけて移動し 

第二打となります
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次に打つ場所で選手が全員打ち終わらないと次の組が始められません

次の組が来ますが打ち始めるにはわりと待たされます

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その間 選手たちは和気あいあい

グータッチなどしてコミュニケーションしたり 冗談を言い合ったり ブルーテントの方々とおしゃべりしたり様々

ですが 

組によっては真剣に選手とキャディさんで話し合ったり 一言も喋らず素振りをしたり

キャラクターにもよるのでしょうが 

やはり優勝争いに近い組ほどピリピリした空気感があるのは否めないところです

選手が打ち終わると

ギャラリーの皆さんが選手についてぞろぞろ次の打つ場所へと移動していきます
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何組かみて 私達も移動 

途中 係の方の誘導で試合中のホールを横切って移動することもあります

ホール真ん中からの景色 絶景です!!
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このホールではグリーンから大きく外れた場所にボールがあった選手がいらして 

間近でショットが見えます

他にもとんでもない所にボールのあった選手が ミラクルショットでチップインバーディを取ったのには感激

テレビで見るのと 生でボールの動きを見るのとでは 迫力が違います!

こうやって 写メを次々あげていますが

ゴルフツアーにもよりますが

動画写真いずれも禁止ということもあります

ただし 今回のパナソニックオープンは写メも動画もOK

「どんどんSNSで選手の魅力を発信してください」とのことでした

なので撮影していいかどうかは参加した大会の注意書きをよく読んで下さいませ

パナソニックオープンも撮影はいいけれど シャッター音はNGとのこと

アプリでシャッター音がしないものをダウンロードしなければいけません

そしてもちろん 選手が打つ時にはカメラ禁止です 音も立ててはいけません

近くで「お静かに!」の札を持った方がいらしてこれが上がると選手が打つよの合図です

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他にも立て札に この組はこの選手と名前の書いたものを持った方が一緒に移動します
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カメラマンさんたちは忍びのようにアチラコチラにスタンバイ

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ですがたまに隠れているカメラマンさんめがけてボールが飛んでくることも

ゴルフでは 打ったボールがコースを大きく外れるときに

「ファーっ!」とスタッフが叫びます

これは「fore」(前方)ということで

これが聞こえたら「え ドコドコ?」と少し周りを見なければなりません

選手の先回りをしてコース内を歩いていると脇に中継車が停まっていましたf:id:habbule-no-neko:20231003120445j:image

しばらく選手についてまわりそろそろお昼

早めに食堂でご飯をいただくことにしました

クラブハウスへ向かいます
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いただいていたチケットで鰻を戴きました

カフカ
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入り口付近にはこんなものがスタンバイされていました どなたでも使えます
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食堂を出る時に青木功さんとすれ違いました

彼らは特別個室でお食事をとられたよう

私達の後にはズラッと入り口に行列ができて

早めに来て正解でした

ちなみに選手の皆さんは優雅にランチはとられません

私がコースで見かけたのは外国人選手の方

ボールを打つとキャディバッグからハンバーガーを取り出してムシャムシャ

食べ歩きしながら のんびり自分の打ったボールを探しにいきました

さてさて

クラブハウスを出ると現在の順位が見られる電光掲示板がありました

今は大槻智春選手がトップで2位とは1打差

2位も2人で上位チームが混戦模様です
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素晴らしいグリーンに素晴らしい青空

絶好のゴルフ日和
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17番ホールはパナソニックオープン恒例のザ・ギャラリーホール

音を鳴らして応援する賑やかなエリアです
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こちらにはタケ小山さんというおしゃべりのお上手なプロゴルファーの方とアシスタントのお嬢さんがいらして 漫才のごとく掛け合いながら 観客も配られた音の鳴る応援グッズを叩いて声援を送ることが出来ます

静かに見なければいけないホールとはうってかわって 皆さん名前を呼んで応援したり タケさんのツッコミに選手も応えたり リラックスした雰囲気のなかプレーが行われます
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このテントにタケ小山さんとアシスタントのお嬢さんがいらっしゃいます

下のギャラリー席に降りてきて写真を撮ったりしてファンを湧かせていました
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私達は炎天下の正面ギャラリー席を避けて脇にあるパラソルの下で観戦

周りには通らしいオジサマ方が何人かおり どうもお仲間のようで

各々独り言のように解説して下さいます

特等席(笑)

客席はグリーンの正面

真ん前で選手がパターを振り 

終わると前を通って次のホールに向かいますf:id:habbule-no-neko:20231003120844j:image

オレンジの彼は中島啓太選手

いま若い女性に人気が高いそうです

グリーンに来る選手一人ひとりをアシスタントとタケさんが茶化しながら紹介してくれて客席は笑いと拍手で選手を迎えます

中島啓太選手は

近頃爪のお手入れに凝っている との情報

確かに指先 美しかったです(笑)

この組は
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一人目の選手がパーを取り

続いて他の選手もすべてパーを取ったので 客席は大盛りあがり

選手も全員でガッツポーズをしながら 

次のホールに移動していきました

美しい曲線を描いて 次々とカップに吸い込まれていくボールを見て 感動!!
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そろそろ優勝候補の組を見に最終ホールに向かいます

ギャラリーの皆さんも続々と移動します
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18番ホール

下から上に打ち上げてグリーンを目指す 難しくも広々と気持ちの良さそうなコース
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現在1位の 大槻智春選手
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先回りして特設ギャラリーテントへ

ここは特別なチケットを持つ人だけが入れるテントです

入り口でチケットを確認 

クーラーの効いた部屋で 

好きなだけ飲み物をいただけます

炎天下の中 命の水
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ラッキーなことに 

一番前の席に座ることが出来ました

目の前で最後のホールを見ることが出来ます
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緊迫の静寂のなか

大槻智春選手が 優勝を決めました!

キャディの方とタッチして

喜びを分かち合います
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ギャラリーの皆さんも盛り上がり 声をかけ拍手で選手を見送ります

選手は最後 大会事務所で様々登録やら行い 優勝が確定します

シャンパンシャワーならぬ水かけが行われ ビショビショになった選手は

その後 優勝インタビューを受けます

スタッフは 早速表彰式の準備
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その横でインタビュー
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お偉い方々がズラリと並び 

表彰される選手も座ります
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右から三番目が青木功さん

彼とは帰りにもすぐ横をすれ違いました

祖父の尊敬していた青木さん

おじいちゃん 見てる?と心の中で祖父にささやきながらすれ違いました
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優勝した大槻智春選手には

ジャケット トロフィー 優勝賞金2000万円その他パナソニック製品など渡して写真撮影

スピーチなどあり表彰式は終了しました

帰りはまたバスにて駐車場まで移動

車に乗り込みスムーズに帰宅の途につきます

大勢のギャラリーの方々は 駐車場にあるバス乗り場で並んでいらしてクラブハウスまで届く長蛇の列

申し訳ない けれど有り難い

チケットをくださった方に感謝して

お家に帰りました

ところで プロゴルフの楽しみ方

体験してみてギャラリーの数だけそのカタチがあることを知りました

・推しの選手を追いかけて 練習場 試合最初のホールから最後のホールまでついていく  

・難しいホール いいプレーの出そうなホールで様々な選手のプレーを見る

・その試合ならではの観戦方法を調べて応募する

パナソニックオープンではインサイドロープツアーというのがあり事前に申し込めばロープの内側で更に選手に近い場所で観戦が出来ます その代わり決められた組についていくことになるので他の選手を見ることはできません

・子どもならではの特典もある 

パナソニックオープンでは第1打目を打つ場所で子どもだけ選手の真後ろで座って見学出来る場所が設けられていました

選手から声をかけられてタッチのコミュニケーション

選手によってはボールをプレゼントしてくれる時もあり ゴルフを好きになる一歩としてとてもいい場所だと思いました

・ザギャラリーホールでみんなと盛り上がる

これもパナソニックオープンならではの盛り上がるイベントです

・テレビ中継を意識して徹底的にカメラに映りこむ

私達もあとから録画をみると一度すごく遠くに映っていました

ホールによっては選手の真後ろで映れる場所もあり それを楽しみに回る方がいらっしゃるのを隣で見ていらした方同士のお話が聞こえてきて知りました

・有名選手からサインをもらったり一緒に写真を撮ってもらう

・ギャラリー同士でコミュニティを作り仲間と観戦する

・芝生で飲めればいい

・親にむりやり連れて来られてゲーム三昧

最後はちょっと趣旨から離れているようですが それもまた人それぞれ

ゴルフ観戦は選手とギャラリーの距離が近く

私はピリピリしている選手に声をかけるのは気が引けて到底無理ですが 歌舞伎の掛け声のように 通の人はボールや帽子にサインをもらったりするタイミングも心得ていてそんなことも出来るのだなと驚きました

また一つの場所で長時間見るのに折りたたみ椅子を持ち歩いている方もいました 

サスガ!

すいている場所に小さなシートをひいて クーラーBOXにはビールとおつまみ 

のんびり遠くから眺めるという ピクニックスタイルの方もいました!

親御さんが観戦に熱心で どこにいるのかわからないけど 

子どもさんだけが松の木の下で一人ポツンとゲームをしているという光景もありました

また選手の奥様やお子さんが試合に来られて

有名選手のプライベートが垣間見えることも

選手もご家族とコミュニケーションをとってリラックス効果もあるようですが 

ギャラリーがご家族の写真を撮ったりする等

様々トラブルもあるようです 

パンフレットの注意書きにも

「選手のご家族にはご配慮下さい」

という一文がありました

他にも

ゴミは持って帰る

試合中は静かにする

決められた観戦マナーを守るなど

品格のある行動が求められるスポーツでもあることを忘れてはいけないとも感じました 

ところで

私は全く選手のことを知らずに行きましたが やはり何人か知ってる人がいると距離の近さに更にドキドキすると思います

試合の内容も 選手のランキングなど知っていると100倍楽しめます

後で知ったのですが

今回2位になった米沢蓮選手は2021年にプロになり頭角をあらわしてきた新人

キャディをつとめた方がYouTubeを配信していらして日ごろの様子を知ることができます

なんとこのキャディさんは改造した車で寝泊まりして自炊しながら米沢蓮さんのキャディをつとめているらしい 

過酷な生活の中の上位入賞!

嬉しさも並大抵ではありません

その苦労を知っていればギャラリーとしても更に応援に熱が入っただろうと思います

また 

その動画で知りましたが キャディバッグなんかも手作りで改造されているようで 

キャディさんそれぞれに工夫があるみたい

そういう所を見て回るのも楽しそうですね

他にも

芝生の管理 コースの造り カップの穴の場所 グリーンの芝のカットの仕方など

ゴルフ場の管理責任者のつもりで眺めるのも楽しそうです

企業のトップやゴルフ関係者のお偉い方々を間近で見ることが出来るのもなかなか貴重な体験

そして何より

選手の美しいフォーム 

ボールを打つ高く気高い音

グリーンでボールがカップ間近にピタッと止まる技

美しくカップに吸い込まれてゆくボール

どんなタフな状況でもひたすらボールをカップに入れるために考え動き結果を出す精神力

そんなゴルフの魅力を間近で存分に楽しむ

それがゴルフ観戦の

一番の楽しみ方だと思いました

皆さんも是非一度 

体験してみてはいかがでしょうか

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