美味しいしあわせ

くつろぎのひと時のお料理やお菓子とお酒 季節の花と緑

コク味噌 石狩鍋


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肝 バター ニンニクをお味噌に合わせた旨味たっぷりのコク味噌でいただく石狩鍋

お味噌は年末に仕込んだ自家製の白味噌を使います

石狩鍋は私にとって若い頃 友人たちとキャンプで食べた思い出の味

息子の大好物でもあります

 

ちなみにそのキャンプ 

テント担当の私が現地間近になってテント忘れた!!

ということに気がつくというステキなサプライズ付きの思い出です(笑)

それでも

美味しかった石狩鍋

いろんな意味で 忘れられない味です

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☆レシピ☆

 

「コク味噌 石狩鍋

(材料)

バター 20g

ニンニクスライス 3個分

肝(あんこうやハゲなど) 50g

お味噌 200g

お味噌は種類によって全く塩分が違います ご家庭のお味噌によって分量を調整して下さいませ

酒 50cc

鰹と昆布のお出汁 1.5L

味醂 大3

醤油 大1

塩 少々

鮭 適量

たらの白子 適量

玉ねぎ 白菜 大根 人参 キノコ 絹ごし豆腐 うどん 中華麺

 

(作り方)

・野菜 鮭 白子を適当な大きさに切る

・お出汁をとる

・ニンニクをスライス あん肝は包丁で叩いてミンチにしておく

・土鍋にバターとニンニクを入れて炒める バターが焦げない火加減で

・ニンニクのいい香りが出たらあん肝を入れてさっと炒める

・そこにお味噌と酒を入れ焦がさないように混ぜ合わせる

・お出汁を入れてよく混ぜる

味醂 醤油を入れて味をみて 野菜類 鮭を入れてクツクツ煮込む

この時点では味を決めなくても薄いくらいで大丈夫

野菜を入れるとさらに薄くなるので煮立ってから足りなければ味噌 塩など足して味を決めます

・野菜が煮えたら味見をし 足りなければ調味料を足して 味が決まれば白子を入れて火を通す

・あったかいスープと共に召し上がれ

・〆にはおうどんや中華麺がオススメです♫

麺は別のお鍋で茹でてから入れて下さいね

 

肝 ニンニク バターで複雑な旨味と香りのお味噌のスープは 心も体もポッカポカ〜♪にしてくれますよ

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お肉が柔らかいロールキャベツ


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冬の寒さが厳しくなると 野菜たちはたっぷりと甘みを蓄えてくれます

そんな

甘くて滋養たっぷりのキャベツで作ったロールキャベツはいかがでしょうか

家族の寒そうな

「ただいま」

の声が きっと笑顔になりますよ♫

ロールキャベツといえば

挽き肉を中に詰めますが 煮込むとなんだか固くなってしまうということありませんか

せっかくのおソースもお肉に染み込みにくくて。。

そこで

ミンチに人参のすりおろしをプラス

甘みと旨味も加わりますが

何より柔らかい食感がプラスされて ロールキャベツも切りやすく ソースもお肉にからまって一体感のある旨味を味わえますf:id:habbule-no-neko:20210122123216j:image

野菜の旨味たっぷり

ジューシーで優しい口当たりのロールキャベツを

ご家族そろってボナペティ!

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☆レシピ☆

 

「お肉が柔らかいロールキャベツ」

(材料)4人分

(包む肉だね)

合挽き肉 500g

玉ねぎ荒みじん 1個分

すりおろした人参 1本分

卵 2個 

塩 小1

胡椒 オールスパイス コリアンダー ナツメグ 適量

パン粉 大5

牛乳 50cc

 

〈その他の材料〉

キャベツ 1玉

(A)

オリーブオイル 鍋に少し多め

スライスしたニンニク 5個分

すりおろした人参 1本分

スライスした玉ねぎ 2玉分

(B)

ケチャップ 300g

白ワイン 100cc

水 200cc

トマト缶 1つ

コンソメ 大1.5

塩 小2

砂糖 大1

(C)

追加の水 800cc

ローリエ 1枚

 

(作り方)

・大きなお鍋にお湯を沸かす

・キャベツは芯をくり抜いて丸ごとお鍋にじゃぼん

沸騰してから3分ほど静かに茹でたら火を消して予熱で柔らかくする

・予熱で柔らかくしている間に 大きなボウルに〈包む肉だね〉の材料をすべて入れて混ぜ合わせる

・シンクでキャベツのお鍋に水を入れ ぬるま湯になればキャベツを取り出し バットに広げて冷ます

・キャベツを1枚とり葉の裏を表側にして広げ キャベツの芯を包丁で削いで薄くする

芯を手前にして 

手前に肉だねをおいて巻き 

片側を折り込んで更にくるくるとまき

残りの片側の葉を肉の中に押し込む

この時

押し込む葉の量を少なくするため 

最初に肉だねを置く場所を 

できるだけ「押し込む側」に寄せて巻き始めると

「折り込む葉」を多く 

「押し込む葉」を少なくすることができ

キレイに巻けます

・同じ要領でキャベツすべてを巻いて煮込む用のお鍋にきれいに入れていく

結構な量になるので寸胴などの大きなお鍋が適しています

・別のお鍋に(A)を入れて5〜10分ほど炒める

・そこに (B)をいれて2分ほど混ぜケチャップの酸味とワインのアルコールを飛ばす

・火を止めてバーミックスでミキサーする

・ジュース状になった鍋に(C)を入れて混ぜ合わせる→(煮込み用スープ)

・ロールキャベツを入れたお鍋に(煮込み用スープ)を入れて煮込む

落し蓋をして最初は中火

グツグツしだしたら弱火にして1時間ほど煮込む

途中味見をする

・出来れば一晩寝かして味を馴染ませる

・温めて家族みんなでボナペティ♫

大蒜醤油風味の手羽先餃子


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ニンニクと醤油で下味をつけた手羽先が香ばしく焼ける香り。

中には野菜たっぷりのジューシーな餃子の餡。

カリカリの先っちょから食べて、最後にジューシーな身と餃子餡をパクリ♫

手を汚しながらスミからスミまで食べたくなる一品です。

ちなみに餃子餡のレシピは別にアップしている「羽の美しい餃子」の餡と同じもので分量を半分にしています。

オススメは「羽の美しい餃子」の分量で作って、手羽先餃子と餃子の皮で包むものと両方作ってしまうこと。

餃子は冷凍して、凍ったまま焼くことが出来るので、一度の作業で二品作れて手間がはぶけます。

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手羽先餃子」

(材料)4人分

手羽先 12本 

手羽先の下味調味料〉

醤油・ニンニクチューブ・塩・胡椒・ごま油

〈餃子餡〉

キャベツ 1/4玉  

白菜 1/8個  

ニラ 少々 

玉ねぎ 1/2個 

豚肉ミンチ 200g

塩 小0.7 

醤油 大0.7 

ごま油 大1/2  

ねぎ油 大1/2

オイスターソース 小0.7

紹興酒 小0.7 

顆粒中華スープの素 小0.7

砂糖 小0.7  

生姜汁 少々

(作り方)

手羽先の処理〉

手羽先の骨を外す。

2本見えている骨の間をキッチンバサミで切って離す。

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それぞれの骨と身の間のお肉を切り進める。f:id:habbule-no-neko:20210119222104j:image

身をめくり上げ骨をくの字に曲げて折り、外す。

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この中に餡を詰めます。f:id:habbule-no-neko:20210119222152j:image

・醤油・ニンニクチューブ・塩・胡椒・ごま油を揉み込んで、下味をつけておく。

〈餃子餡を作る〉

・豚ミンチ肉をボウルに入れ、調味料をすべて入れて、5分ほど粘り気が出るまでよくよく混ぜる。

・冷蔵庫に入れて寝かせる。

その間に野菜の下ごしらえをします。

・キャベツを軽く茹で、火を止めて予熱で柔らかくし、ざるにあけ、水で冷やしてからみじん切りにして水分を絞る

・白菜を軽く茹で、火を止めて予熱で柔らかくし、ざるにあけ、水で冷やしてからみじん切りにして水分を絞る

・ニラは洗って水気を切り、薄切り。

・玉ねぎはみじん切りして、水気を切る。

・冷蔵庫からミンチ肉を出して、野菜をすべていれ、さらに混ぜる。

手羽先に餡を詰めて焼く〉

・骨を外した手羽先に詰める。

左手で入れる場所を上にした手羽先を持つ。

右手で餃子餡を入れ、押し込みながら詰めて

いく。 

焼くと餡が盛り上がり溢れてくるので、必ず控えめに入れること。

・グリルで10分ほど焼く。

途中様子を見て焼き加減を確認。裏返して両面焼く。

中まで火が通れば出来上がり。

たっぷり細切り葱と焼き葱の鴨鍋


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今日の鴨肉は大阪府松原市にある老舗の鴨肉専門店のもの

事前にお電話して 何グラムよろしくお願いしますと伝えておけば用意して下さいます

とっても鮮度のいいお肉なので しゃぶしゃぶして食べて下さいねとのこと

お水を汲みに行く道から少し外れたところにあるので 今日は汲みたて湧水でお出汁を取って「鴨鍋」ですf:id:habbule-no-neko:20210116210423j:image

 

☆レシピ☆

 

「鴨鍋」

(材料)4人分

鰹と昆布の出汁 1.5L

塩 大1

鎌田のだし醤油 50cc

味醂 50cc

鴨肉 適量

白菜・えのき・葱・絹ごし豆腐・大根

お蕎麦・焼き餅・うどんなど

※お醤油は薄口醤油です

お醤油のメーカーが違うときは 味見をしながら量を調節して下さい♪

お出汁の味付けが面倒なら スーパーや百貨店などで売っているうどんつゆがパックになって売っているものでも美味しいです

 

(作り方)

・お野菜を切る

お大根は丸い抜き型で抜いたものを好きな厚さに切りました

お葱は根本の白い部分は焼き葱にし 緑の部分を斜めの細切りにしました

・お出汁と塩 醤油 味醂でおつゆを作る

・お鍋に鴨肉の脂身が多い部分を入れて野菜 豆腐を入れる

・煮えたら鴨肉と細切りのお葱をたっぷり入れて柔らかく火が通ればいただく

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・脂がたっぷり出た旨味のお出汁で最後は〆のお蕎麦をどうぞ

とんど焼きと小豆粥


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お正月にお迎えした歳神様をお送りする「小正月」。

一年間の無病息災を願って、氏神様で執り行われる「とんど焼き」に注連飾りを持って行きます。

うちはとんど焼きと言いますが、一般的には左義長と言われています。

いつも早朝、娘を駅まで車で送ってそのまま神社へ。

朝早く暗いうちから、氏子衆の皆様の協力のもとお炊き上げが行われています。

この時期特有の早朝の暗さ、寒さのなか鳥居の向こうに見えるとんど焼きの炎に、神聖な心持ちと共に、氏子衆の皆さんと信心する人々の優しさ強さで心が温められる気がします。

「今年も無事、みなでお正月を迎えることが出来ました。ありがとうございます。」

とんど焼きが終わると、今年のお正月も無事終わりです。

ホッとするような、また、一年動き出した慌ただしさを感じるような。

そんな1日です。

今年はどんな一年になるかしらん。

その一年をつくるのは自分自身。

動かねば!

この日は、厄除けの意味を持つ小豆を使った「小豆粥」を作り、一年間の家族の無病息災を祈ります。

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「小豆粥」

(材料)6人分

米 一合

小豆の茹で汁 1.5Lほど

塩 適量

小豆 一合弱

水 適量

(作り方)

・洗った乾燥小豆を鍋に入れ水をたっぷりはって2時間コトコト茹でる。

途中水が足りなくなれば足す。

茹で上がったら煮汁を1.5Lとっておく。

・別の鍋に洗った生米と茹でた小豆を入れる。

・そこに小豆の茹で汁を1.5L入れ30分ほど時々かき混ぜながら炊く。

途中水分が足りなくなれば水を足す。

・塩して味味をして出来上がり。

お好みでお餅を入れて召し上がれ♪

濃い小豆色を出したければ、小豆を多めに茹でると茹で汁が濃い色になります。

多かった分の小豆は取っておいて、お砂糖や水と合わせてお善哉にしたり餡にしたり、別の用途につかうとたくさん楽しめますよ。

 

 

 

えべっさんとお善哉


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十日戎は 毎年家族みんなでお善哉をいただきます

お商売をしているわけではないので福笹はいただきませんが

この日は4日に鏡開きした神様にお供えしたお餅を使ってお善哉をいただくのが習わし

神様にお供えしたお餅をいただくことで ご利益を授かります

お餅を焼いて。。

少し焦げた香ばしい香りが部屋中に漂って幸せ♫

お善哉のお供にはこれf:id:habbule-no-neko:20210110093434j:image

塩昆布を細切りにしたもの

うちで塩昆布の細切りといえば必ず京都錦市場にある野村佃煮さんの「さざなみ」

なのですが 今年は錦市場にお買い物に行けず よそのお店のものになりました

お善哉の甘さを 最後まで引き立ててくれる塩昆布

こういう仕事が出来る妻であり 母でありたい(笑)

 

家の味 七草粥


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1月7日は七草粥の日。

なずな、すずしろと七つの野草でお粥を炊きますが、我が家は水菜とお餅で。

ただ、よそとの一番の違いは

お粥にお味噌を入れること。

なぜ?(笑)

「うちは代々昔からこれ」

ということで、かすかにベージュ色の七草粥です。

お味は、少し塩味の効いた大豆と麹の風味漂うお粥さん。

慣れた?

慣れない(笑)

とはいえ、ある年に白い普通の七草粥を炊いたけれど、全く「七草粥の日」という感じにならなかった。

のは、

私がこの家に馴染んだ証だと、しみじみ思った七草粥の日でした。

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「家の味 七草粥

(材料)4人分

生米 0.8合

味噌 少々

昆布 適量

水 1Lほど

水菜 適量

お餅 適量

(作り方)

・水に昆布と洗った生米を入れて火にかけ沸騰しかけたら昆布を取り出す。

・20分〜30分ほど時々混ぜながら炊く。

・炊ける前にお味噌を適量入れて味を見る。

・切った水菜を入れて少し火を入れて止めて蓋をする。

・私はお餅を焼いて焦げ目がついてからお粥に入れるのが好き。

主人は焼いて焦げ目がつく前に出してレンチンし、柔らかくしたのをお粥に入れてなじませるのが好きです。