さわやかなレモンの苦みと風味を、甘いクリームでスイーツに♬
明るいイエローが春の訪れを予感させる。
そんなレモンクリームのタルト「タルト オ シトロン」です。
レモンといえば夏!のイメージがあるのはそのさっぱりした酸味が夏に欲しくなるからでしょうか。
でも、レモンの収穫期は、実は冬なんです。
毎年この時期になると親戚から美味しい無農薬のレモンを大量にいただきます。
せっかくの無農薬。皮まで使いたい!と今年はレモンクリームのタルト、「タルト オ シトロン」を作ってみました。
クリームもっと軽くして♫など家族からのリクエストに、ギリギリのとろけるクリームで作った「タルト オ シトロン」。
作りたてはもちろん美味しいのですが、冷蔵庫で冷やすと切り分けやすくなります。
爽やかなレモンの風味を、どうぞボナペティ!
「タルト オ シトロン」
タルトとレモンクリームで作ります。
タルト生地を休ませている間にカスタードクリームを作ったり、タルトを焼いている間にカスタードを冷ましたり、上手く時間配分できると無駄がありません。
(タルト) 21センチ型
材料
薄力粉100g 強力粉60g 塩2g 細かくカットしたバター85g 卵黄1個 冷水大さじ1.5
作り方
・タルト生地を包むラップを用意する
・粉はふるって、すべての材料をボウルに入れる
・バターをボウルにこすりつけるように混ぜ、ひとまとめにする
・ラップに包んで30分冷蔵庫で寝かせる
・伸ばしてタルト型にしき、底面にフォークで穴をあける
・200度で20分焼く
・焼きたては柔らかいので、しばらく冷まして生地が固くなってから型から出す
(レモンのクリーム)
カスタードクリームを作って、レモン果汁を混ぜ、泡立てた生クリームを合わせて作ります。
ちなみにお菓子作りでは基本、バターは無塩バターを使いますが、面倒くさがりやの私は、お菓子のためだけに無塩バターを用意するのが面倒になり(苦笑)
家庭のお菓子は普通の有塩バターでいっか♪と作ったところ、なんら味に不便もなく、それ以来お菓子作りは普通のバターで作っております。
なので、レシピにはバターと表記しておりますが、気になる方は無塩バターでお作り下さいませ。
(基本のカスタードクリーム)
材料
牛乳 350cc グラニュー糖 60g バター 15g 卵黄2こ 薄力粉7g コーンスターチ20g
作り方
・お鍋に、牛乳とグラニュー糖の半量を入れ弱火でとかす。
・ボウルに卵黄と砂糖の残り半量を入れ、ミキサーで白っぽくなるまで混ぜる。
・白っぽくなれば、茶こしなど目の細かいもので振るった粉類を入れ、さらにミキサーで混ぜる。
・そこに少しづつ砂糖を溶かした牛乳を入れ、さらにミキサーで混ぜる。
・鍋に、茶こしなど目の細かい濾し器で濾しながら、入れる。
泡立っている場合は、まず泡を鍋に移し、液体を濾して入れる。
・中火でもったりとしたクリーム状になるまで、休まずかきまわし続ける。
・仕上げにバターを入れて混ぜ、出来上がり。
(レモンクリームの仕上げ)
材料
カスタードクリーム
レモン一個
生クリーム200cc
グラニュー糖 30g
あれば、ピスタチオの砕いたもの
作り方
・レモンの果汁を絞り、カスタードクリームに入れミキサーで混ぜる。
後で生クリームとあわせるのでカスタードクリームは冷ましておく。
・生クリームにグラニュー糖を入れ、氷水でボウルを冷やしながら生クリームをしっかり泡立てる
・レモン果汁を入れたカスタードクリームに、泡立てた生クリームを少しづつ入れ、ミキサーで混ぜて出来上がり。
「タルト オ シトロンの仕上げ」
冷めたタルトに、レモンクリームをのせ平らにならす。
上から無農薬のレモンの皮を削り、ふちにピスタチオの砕いたものを飾れば出来上がりです♪
でもね、
レモンの皮も、ピスタチオのフレークも、見栄えをよくするためだけなので、どちらも、なくても全く影響ありません(笑)
あ、でも、皮は削ると多少の苦みが付加されて大人のクリームの感じはでるのかな。
でも、子どもには逆にない方がいいのかもしれませんね。
今回は、お世話になった方に差し上げるために小さなタルトで作ってみました。
マフィン型でタルト生地を焼き、そこにクリームを絞り、レモンの皮、ピスタチオで同じように飾り付けをしました。
マフィン型が6個のものだったので、この分量だと生地もクリームも余りました。
レモンの一番美味しい季節に、ミモザ色のレモンのお菓子。
いかがでしょうか♬