先日、洗面台の下の床が変色しているのを見つけて急遽ハウスメーカーさんにお電話をしました。
水回りの業者さんが来てくださって調べてみると、排水管が劣化してひび割れし、水漏れしているとのこと。
見たことないくらいパリパリに劣化していると言われ、業者さんが取り外した配管を掴んだ瞬間に「パリン!」と粉々に砕け散りました。
何故〜っ?!(T_T)
ちなみに配管すごいキレイでした。
と言われて思い当たるのは、
もしかしたら酸素系漂白剤のせいかしら(汗)
我が家では、水回りの配管の掃除のために一ヶ月半に一回ほどの割合で酸素系漂白剤を使った配管掃除をしていました。
塩素系よりは優しいのではと思って使用していたのですが
酸素系漂白剤の粉末を排水口やトイレ、お風呂の排水口に入れて、50度ほどのお湯を入れて配管内に送り発泡させて汚れを落とし洗面台は1時間、トイレやお風呂は3時間ほどおいて水で流す。
という掃除をしていました。
匂いもとれてスッキリ♫
と思っていましたが、配管を痛めて劣化させていたらしく、柔らかい配管をパリパリにさせてひび割れさせていたようです。
もしや。。
と思い別の洗面台の配管を調べたら、そちらも同じく水漏れしていました。
ちなみにトイレやお風呂、キッチンの配管は業者さん曰く、洗面台のものより丈夫な素材で作られているらしく、今のところ大丈夫そう。
でも、今後どうやって掃除をすればいいのか途方にくれて、業者さんに
「配管のお掃除ってどうすればいいんですか(T_T)」
と、聞いたところ
「ほんとはね、汚したらたくさんの水で流すのが一番いいんですよ」
とのこと。
確かに。
前にもハウスメーカーの方に、キッチンのお掃除、普段どうされてますか
と聞かれ、
「週に一度はシンクに水を大量にためて一気に流すようにしてます。」
と答えたら
「バッチリです♫」
と褒めていただいた記憶がありましたが、それが水まわりのお掃除の基本だったのね!
と改めて気がつきました。
私は、食器を洗うのにスポンジではなくタオルハンカチを使っています。
食器洗い専用のタオルハンカチを用意して全ての食器、お鍋もそれで洗います。
絵付けの施された食器やバカラなどのクリスタル、塗りのお椀など、傷をつけずに洗うにはタオルが一番便利です。
そして食器を洗ったあと、シンクをお掃除する時に、排水口にタオルを突っ込んで水をためて洗剤をつけた別のタオルでシンクを洗います。
水がたまってきたら、メラミンスポンジでシンクを磨きながら洗い、最後に排水口のタオルをとって一気に水を流しながらさらにシンク全体を流し洗いします。
洗面台では、歯を磨いたあとに泡の石鹸でシンクを洗い、水をためて一気に流して歯磨き終了と決めています。
それを続けることが一番のお掃除だったことに気が付きました。
お風呂なら毎日のお掃除はもちろんだけれど、そういえばハウスメーカーの方は
「毎日でなくてもいいから、たまにお風呂にお湯をはって、それを流すことで配管のお掃除になりますから。」
とおっしゃっていました。
トイレも長い時間流さないのが一番ダメらしく、そういえば我が家のトイレには6時間流さないときには自動で流す、という機能がついています。
これ、旅行で家を空けるときにはとっても助かる機能です。
配管のお掃除の一番のアイテムは、実は「水」だったんですね。
日々のお掃除。
見えるところにばかり目がいきますが、見えない水の行方に心をかけることが、長く大切にお家をキープしていくコツなのかもしれません。
ハウスキープ。
奥の深いお仕事です(笑)