美味しいしあわせ

くつろぎのひと時のお料理やお菓子とお酒 季節の花と緑

赤貝 胡瓜 山芋 若布 茗荷の酢の物


f:id:habbule-no-neko:20230703223331j:image

私の大好きな赤貝を使った酢の物です

子どもの頃 滅多とお寿司屋さんには行けなかったけれど  

家族でたまに行くと 赤貝と玉子だけでお腹いっぱいになるまで注文して食べていました その前はシャコがお寿司で一番美味しい!

と思い シャコばかり頼んで食べていましたが ある日

父が会計をしている時に入口の水槽で泳いでいるシャコを見てしまい

それ以来怖くてシャコは食べられなくなりました

世の中

知らないほうがいいこともあると教えられた最初の出来事(笑)

さて

合わせ酢はお出汁を入れて 飲めるほどのお味にします

胡瓜は蛇腹切りにして食感をよくし 味がしみやすいようにします

山芋はシャクシャクして 味ともに本当に素晴らしい役割をしてくれます

ワカメは合わせ酢をよくまとわせ 海の味と共に口に広がります

茗荷の苦味も一役買って 全体を一つにまとめてくれます

人生も美味しい 旨いだけではその旨さが引き立たない 

苦味もあってこそ その旨さが引き立ち

苦味も旨味になるのだと教えてくれます

いや 茗荷はそんなこと考えて茗荷の味になっていないのだけれど(笑)

茗荷はただ茗荷の味

それを苦いと感じるか 爽やかと感じるかはその人次第。。

なところも 人生なんだなぁ

はい レシピ(笑)

 

☆レシピ☆

 

「赤貝 胡瓜 山芋 若布 茗荷の酢の物」

「材料」3人分

赤貝 人数×3つ程がいいかなと

   なので今回は9つにしました

茗荷 1個

胡瓜 半分ほど

山芋 3センチほど

乾燥ワカメ 1切れ 戻すと増えます

個体差もあるのですべておおよその目安です

〈三杯酢〉

出汁 大2

鎌田のだし醤油(薄口醤油)少々

砂糖 小1.5

酢 大1

 

(作り方)

・胡瓜は蛇腹切りにして一口の大きさにちぎり塩して脱水させておく

5分ほどたてば水洗いして水分をギュッとしぼりキッチンペーパーでしっかり水気をぬぐっておく

※蛇腹切りとは

洗った胡瓜をまな板に置き 下がお箸一本分ほど残るようにして斜めに細く切れ込みを入れていく

裏返してまたお箸一本分ほど残して今度は逆になるように斜めに切れ込みを入れる

中でバッテンになるように

こうすると硬い胡瓜の食感がシャクシャクとしながらも口当たりが柔らかくなり 味もしみやすいです

プロは難なくやってのけますが 私は切れてもよい割り箸を2本胡瓜を挟むように添わせて置き 上から包丁で切れ込みを入れます

こうすれば下まで切ってしまわずに安心して切れ込みを入れられます

・ワカメを水で戻して 戻ったら水で洗ってギュッとしぼり 適当な大きさに切る

・山芋は細い短冊に切る

・茗荷は洗って縦に千切りして水にさらし 水分をしぼってキッチンペーパーでしっかり水気をぬぐっておく

・三杯酢をあわせてよく混ぜ ボウルに赤貝 胡瓜 若布 山芋 茗荷を入れたところに入れて混ぜ合わせる

・冷蔵庫で少し置いて 味が馴染んだらお出しする