和え物は出来たてが一番。
そして出来たてでないもの、作って時間がたったものは水分がでて味がぼやけてしまい、美味しくありません。
献立に和え物がある時には、すぐに和えることが出来る状態で用意して、お出しする前に和える。
「必ず出来たてをお出しするように用意して頂戴ね。」
と、
私が若かりし頃、お料理を教えて下さったN先生が、美しく優しい笑顔で厳しく教えて下さったことの一つです。
先生には真剣にお料理に向き合う姿勢を、教えていただきました。
そして、「美味しい」が「幸せ」になることも。
白和えを作るたびに、先生の教えが頭に浮かびます。
「海老 枝豆 茗荷の白和え」
(材料)
木綿豆腐 一丁
海老 大きさにより適量(柔らかい身がお薦め)
茗荷 1つ
枝豆 適量
〈調味料〉
すり胡麻 大2
塩 小1/2
薄口醤油 小2
砂糖 小1
(作り方)
・木綿豆腐はバットにおいて豆腐の上にもバットをおいて、その上に水をタップリ入れて重くしたボウルや鍋などをおき、少し斜めになるように置いて水切りをする。
もしくは、
器に豆腐を入れ、レンジでチンすると水分が抜け出てきます。
お豆腐を煮立たせないように気をつけて。
どちらも最後はキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取って下さい。
・エビは殻をむいて背わたをとり、適当な大きさに切って塩水で軽く茹でる。
火を通しすぎると固くなるので気をつけて。
・枝豆を茹でて実を取り出す。
・茗荷は細切りにして水にさらしておく。
・大きめのボウルに水分を切った木綿豆腐を手で崩しながら入れる。
キッチンペーパーで海老、枝豆、茗荷を水分を拭いながら入れていく。
・調味料をすべて入れて混ぜ合わせ、味を見て大丈夫ならすぐにお出しする。