美味しいしあわせ

くつろぎのひと時のお料理やお菓子とお酒 季節の花と緑

沖縄旅行 Day5 那覇観光 ゆいレール乗り放題

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沖縄旅行記も5日目

いよいよラグジュアリーなホテル生活から離れる日がやってきました

この日は6時のジムトレーニングから始まり その後 室内プールで泳ぎました

プールは8時からなので係の方が来られると同時にプールへ

しばし真剣に泳いで疲れたら 仰向けになり足だけでフワフワと泳ぎます

誰もいないので真ん中くらいでプカプカ浮いてしばし無重力体験です

子どもたちが小さな頃よく冬に プール付きホテルに泊まって 誰も来ない室内プールで自由に遊んだことを思い出します

娘は水の中でクルクル回転し続け 息子は鬼ごっこ 疲れたら子どもたちを仰向けに水に浮かべて私が頭を手で持ち上げ顔だけ出して水の中をゆっくり引っ張って行きます

脱力した子どもたちは気持ちよさそう

目を閉じて少し左右にふると方向感覚が分からなくなって不安と支えてもらう安心でフワフワした気分に♫

アクアセラピーで使われる手法で 深いリラックスを得ることが出来ます

水中の音だけ聞こえる無重力体験でリラックスしたら お腹もペコペコ

シャワーを浴びて身支度を整え クラブダイニングへ向かいます

ホテルでいただく 最後の朝食

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今朝はロゼのスパーリングワインにしました

卵料理はエッグベネディクトとオムレツ

ビュッフェでサラダ ハム チーズ ブレッドなど選びスイーツも様々いただいてお腹いっぱい

主人は どうしても出ないといけないビデオ会議があるらしく先に部屋に戻りました

ほとんど人がいないダイニングでゆっくりとお茶を楽しみ部屋に戻りましたが まだまだ会議は終わらなさそう

水着やジムのウェア他 ホテルのコインランドリーでお洗濯していたので乾燥機から取り出してパッキング

帰る支度は 整いました

荷物を自宅に送るよう手配し

チェックアウトが13時だったので余裕をもってロビーに行き那覇までのバス乗り場へ送迎して下さる車を待ちます

本当に心からリラックス出来て お料理もお酒も美味しく スタッフの方々も素晴らしいホテルでした

主人は昨夜 お世話になったバーテンダーの方がお名刺を下さって再訪を誓っていたので私もまた来ることが出来そうです

ここからは那覇に向かい 今度は町探検

うってかわってハードな行程となります

バスに乗り込んで買ってきたペットボトルのお茶をホルダーに入れました

目に入ってきたのは琉球言葉で書かれた和歌f:id:habbule-no-neko:20230926204233j:image

お兄様を偲ばれたお歌のようです

土地の言葉に思いがより肌感をもって伝わるように感じました

私は熱を出してお布団で辛い思いをする時 必ず宮沢賢治の「永訣の朝」の一文

「あめゆじゅとてちてけんじゃ」を思い出します

花巻方言で ミゾレを取ってきてお兄ちゃんという意味

亡くなる直前に妹が兄の賢治にお願いする情景です

もちろん私はただの風邪で死ぬわけではありませんが なぜかこの言葉が必ず浮かび賢治の心を想います

ペットボトルのお歌も 琉球言葉で詠まれることで 心の深い所に入るものなのだなと思いました

バスは少し走り 恩納村で休憩をはさみます

とても長い距離を走るこのバスは 私達が乗った場所からも那覇までは2時間半かかります

10分ほど停車とのこと

これは マンホールチャンスです!

ちょっと探してくる!と言い残しスマホ片手にダッシュ

ちょうど出た所の交差点で見つけました

信号の青を待って なんとか撮影f:id:habbule-no-neko:20230926204318j:image

恩納村は美しい海の景色で有名です

絶壁が象の鼻の形をしている万座毛 恩納岳 琉球松 村の花であるユウナ(オオハマボウ)が描かれ 上に恩納村の村章があります

行きのバスの中から恩納村の村役場が見えたのですがこの建物も沖縄風の建築で 前回紹介した名護市役所とも通じる素敵な建物

てっぺんに「オンナ」と恩納村の村章が見え

そのデザインに感激

こんなロゴのTシャツがあれば欲しい と思いました(笑)

バスは順調に進み那覇市内へ

モノレール「旭橋」駅で下車しました 

ここでは早速見たいものがあります

那覇駅跡です

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現在沖縄で運転されている鉄道は唯一 「那覇空港駅」と「てだこ浦西駅」を結ぶモノレールだけなのですが

モノレールが開通する今から20年前までは 沖縄に電車はありませんでした

しかし 実はかつて沖縄には鉄道が通っていたのです

1914年(大正3)那覇駅を起点として与那原線が開通 

その後順次沿線を広げ 貨物線も通すほどに発展していきました

しかし 1944年(昭和19)10月10日

第二次世界大戦中 アメリカ軍の空襲により甚大な被害を受けます

兵隊の移動や武器の輸送などに利用するため鉄道は戦争中でも国にとって重要なもの

1 ヵ月後に運行が再開されますが 1945年3月下旬 アメリカから さらなる爆撃を受け破壊されてしまいます

ほどなく終戦を迎え 1947年(昭和22)には鉄道復興の計画が打ち出されます 

が 幹線道路の整備の方が優先され 

さらに1950年(昭和25) 朝鮮戦争勃発により鋼材が不足し 車両やレールの残骸もスクラップとなり資材として使われてしまいました

そこから2003年8月にモノレールが開通するまで 沖縄での移動は車か船に頼らざるを得ない状況が続いたのでした

かつて那覇駅にあった転車台の遺構

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ちかくに祀られている巨大な御神木

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この木の隣に立つ建物に沖縄観光情報センターがあり そこでマンホールカードを頂きました

目的を一つ達成したのであとはモノレールに乗ってホテルのチェックインと他のマンホールカードをいただきに行きます


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今年はモノレール(ゆいレール)開業20年の節目の年でした

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どの駅にも改札に魔除けのシーサーが飾られていました

どこまで買おうか悩みましたがいっそ2日乗り放題券を買ってゆいレールを楽しもうかということに♫

大賛成!

出来た頃 子どもたちを連れて旅行した時に乗って以来です

確かあれから沿線も延長されたはず

ちなみにお値段は 2日乗り放題なら1400円

乗り放題券を買って とりあえず荷物を置きにホテルまで行くことにしました

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ピカチュウのラッピングモノレール
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なんと車内にはピカチュウのマンホールの広告もありました

マンホールブーム 

キテマス!(来てるよね)
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駅を降りると階段にこんな広告がありました

「チンダミ」ってナニ?!

めちゃくちゃ気になります

早速調べると

沖縄の三線(サンシン)という楽器を調弦するという意味

転じて 間違った心を治すの意

沖縄では大ブレイク?中の「ハンサム」というコント芸人の一人が作った護得久栄昇(ゴエクエイショウ)という大御所沖縄民謡の師匠という設定のキャラクターらしく 決め台詞が「チンダミ」らしいです(笑)

他にも

「たーがしーじゃーか」(誰が先輩かなぁ)

後輩を脅す時に使う言葉

「チャメー」

意味はなく 三線に合わせて踊る即興の踊り「アッチャメー」からきているらしい

など なんだかCDデビューも果たしているようなので要チェックですね(笑)

ちなみにYouTubeで「護得久栄昇 愛さ栄昇節」というのを見ましたが笑いが止まりませんでした

それはさておき 

一旦「安里駅」で下車し 今夜の宿泊先「ヒューイットリゾート那覇」に荷物を預け

おもろまち駅」を目指します

今回は キキララのラッピング

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おもろまち駅」で下車し 主人はTギャラリアでお買い物

私は 上下水道局を目指します

「行ってくるね!」

と駅で別れ かなり離れた水道局まで歩いて向かいました(あんなに離れているとは知らなかった)

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多分奥の流れる滝は再生水だと思います

水道局ではその手のアピールがありがちです

中にはカラーマンホールが並んでいました
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展示も充実
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マンホールカードをいただき カラーマンホールの場所を確認し撮影
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慌ててギャラリアに戻り 私の買い物も済ませ ゆいレールへと戻ります
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ここから終点「てだこ浦西駅」まで乗ります

先頭に座り景色を楽しみます
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途中見えないけれど現在修復中の「首里城」や「識名園」など世界遺産のあるあたりを通り抜けていきます

終点「てだこ浦西駅

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ここから折り返して 今度は終点「那覇空港駅」まで行きます
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見て下さい!この上りの角度

那覇市内は山あり谷あり起伏にとんだ町

また 台風襲来地であることから塩害が最大の敵のようで 様々検討の結果コンクリートを使ったモノレールとなったようです

ちなみに最大斜度は60‰(パーミル

パーミルは鉄道で傾斜を表す単位

1000メートル進むと何メートル昇降するか

というのを表したものです

当然数字が多いほど傾斜度が高くなります

関西で傾斜の激しい電鉄といえば近鉄電車

奈良線で最大斜度35パーミルを誇ります

が 60パーミルって!!!

それはもうすでにジェットコースターと言っても過言ではありません

モノレールならではの強みですね

傾斜もすごいけれど コーナーの曲がり具合もすごくて とにかく沖縄に行かれたら「ゆいレール」 観光としてもオススメですf:id:habbule-no-neko:20230926210842j:image

途中高台を走るので遠くに海が見えますf:id:habbule-no-neko:20230926215421j:image

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空港近くは自衛隊の駐屯地がありますf:id:habbule-no-neko:20230926215513j:image

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空港手前にゆいレール車両基地もあります

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那覇空港駅に到着しました

一通り沿線を楽しんだので ここから折り返します

主人は一旦ホテルに戻ってゆっくりビールタイム

私は「県庁前駅」で下車して県内に一つしかない首里城のカラーマンホールを見つけに行きます

駅を降りると歩道が沖縄の琉球絣の模様になっていました ステキ!
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こちらは市役所
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こちらが県庁です
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入り口にシーサーが全部で5つ!

絶対に悪いもの来ないで!!という強い意志を感じます

では いよいよ県内に一つのマンホールを見つけに行きます

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あったぁ♫ 首里城のカラーマンホールです

パレットくもじというショッピングモールの市役所側にありました

撮影出来てウキウキしながらパレットくもじの樂園百貨店でお土産を買い 主人と待ち合わせの「うりずん」に向かいます

夕焼けのゆいレールが 美しい

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ちなみにいまさらですが「ゆいレール」のゆいは沖縄でゆいまーる 助け合いのことです

安里駅近くにある「うりずん

我が家は というか私が独身のころから那覇での食事はここ!と決めています

私がこのお店を知ったきっかけは椎名誠さんのエッセイでした

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少し待ち合わせに遅れました ゴメンナサイ

まま とりあえず 「カリー♫」

琉球の言葉で 乾杯!のことです
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つきだし

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ゴーヤチャンプル

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ドゥル天(田芋のコロッケ)

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ラッキョウの天ぷら

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沖縄そば

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豆腐よう(沖縄の豆腐を紅麹で漬けたもの)

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ボロボロジューシー(ヨモギのおじや)

もっと食べたかったけれど 連日の暴飲暴食がたたり 私の胃がギブアップ

それでも胃薬をのみながら 楽しみにしていたうりずんのお料理を堪能したのでした

お店を出ると このあたりはディープな界隈
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人のたくさんいる所は撮りませんでしたが ディープなお店に 人がたくさん集まり皆さん楽しそうに飲んで騒いでいらっしゃいました

二軒目に行けるほど胃が丈夫なら 少し寄ってみたかった

駅まで戻り帰りに駅前のスーパーでお買い物をして帰ります

たぶんかりゆし水族館のラッピングモノレールかな カワイイ♫
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駅前のスーパー「RYUBO」です
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主人は姪や甥にここでお菓子を買いたかったみたい

私は 胃が痛いと言いながら冷たいものが食べたくてかき氷です

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ホテルに戻りシャワーを浴びてかき氷を頂き

ホテル探検に繰り出しました

確か屋上にプールとBARがあったはず
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プールでは誰も泳いでなかったけれど 夜景が美しく 今日乗ったゆいレールも見えます

明日はいよいよ沖縄最終日

沖縄の一の宮波上宮」を見に行きます

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