美味しいしあわせ

くつろぎのひと時のお料理やお菓子とお酒 季節の花と緑

豚肉のあっさり土佐醤油浸し


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土佐醤油の土佐とは「鰹節」をあらわします

高知県にある土佐市は山 川 海に恵まれた土地

なかでも沿岸部ではカツオの加工業が盛んで昔から鰹節作りが行われてきました

土佐醤油の発祥は

「江戸時代に「土佐の与一」というかつお節づくりの名人が 江戸にその製法を伝え 料理人がかつお節としょうゆを合わせて使うようになったのが「土佐しょうゆ」の始まりです」 大東食研株式会社HPより とのこと

旨味豊かな土佐醤油は お刺し身や湯豆腐他様々なお料理を美味しくしてくれる万能の合わせ調味料です

いつもはお刺し身に使うけれど

今日はお肉に合わせてみました

疲れた胃にも さっぱりといただける間違いない美味しさです
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☆レシピ☆

 

「豚肉のあっさり土佐醤油浸し」

(材料)

豚ロース肉 

今回はとんかつ用に売っている厚めのお肉を使いましたが 薄いお肉ならさっと焼いて漬け込まずに上からかけてお召し上がり下さい

〈土佐醤油〉

鎌田のだし醤油(薄口醤油)

味醂 

日本酒

すべて 1 : 1 : 1 の分量

鰹節 軽くひとつまみ

昆布 小さく1切れ

カボス果汁 柑橘類ならなんでもOK

※ちなみに

今日は豚肉3枚に対して

鎌田のだし醤油 味醂 日本酒を各50cc

鰹節大2 昆布2センチ角 カボス果汁1個分

の分量でした

味見をして薄ければ薄口醤油を足して下さい

(作り方)

・豚ロース肉を表面を高めの温度で 軽く焼き目がつくように両面焼き 一度バットにあげて上からバットで蓋をして3分ほど寝かせる

予熱である程度火が通れば あとは低温で両面火を入れバットで寝かせ お肉の厚さにより何度か繰り返して中を柔らかく仕上げる

お肉が柔らかくなければ美味しくなりません

それでも生焼けだと豚肉は食中毒になります

必ずきちんと調理して美味しくいただきましょう

・土佐醤油を作る

お鍋に日本酒 味醂を入れて少し煮切り 醤油を入れたら火を止めて鰹節と昆布も入れて冷めるまで置く

・カボスを果汁を絞り 冷めた土佐醤油を濾したものと合わせる

・食べる2・30分ほど前から土佐醤油でお肉を漬ける

お肉をスライスして土佐醤油を回しかけ上下ひっくり返しながら軽く味を入れる

酸味が入っているので漬け込みすぎるとお肉が固くなります

そのためにも出来るだけお肉を柔らかく焼き上げておきたいのです

・器に盛り付けてボナペティ♫