土佐醤油で漬けて凍らせたルイベ
Xでポストしていましたが少し前に北海道を旅してきました
旅行では食べそこねお土産物屋さんで見つけたけれど「コレ絶対おウチで作ったほうが美味しいはず!」と帰宅後早速仕込みました
そもそもルイベはアイヌ語が語源と言われ
北海道が蝦夷地と言われていた頃から作られている調理法
川で獲ってきた脂がのった秋 初冬の鮭を雪に埋めて保存
零下で保存することで鮭の中にいるアニサキスなどの寄生虫を死滅させ安全に魚を食することができ保存もききます
食べる時には凍ったまま切り分けてそのまま食べるか炙って少し溶かして食べるなどしていたようです
ただ今は生食用に事前に衛生処理したお刺身やイクラが売られておりそれを使えば凍らせる必要もありません
ですが凍らせた食感を楽しんだりあらかじめ調味液に漬け込むことで味のついた「漬け」のお刺身をいただくのも美味しい
自然厳しい北海道の大地で生まれた人々の智慧を今の有難い時代に美味しくいただきます
カチカチでは出せないので少し解凍して半解凍の状態で盛り付けます
そのまま日本酒のおつまみにするもよし
ご飯に乗せるとじんわり温まり美味しいお丼
普通は醤油と味醂などで味付けするのですが関西人は鰹節と柚子を足したくなります
土佐醤油で漬け込んだルイベ
最高に美味しかったです!
☆レシピ☆
「柚子と鰹節薫るルイベ」
(材料)
刺身用サーモン 適量
イクラ 適量
〈土佐醤油〉
鎌田のだし醤油 酒 味醂 すべて同量
昆布 少々 鰹節 少々 柚子果汁少々
(作り方)
・土佐醤油を作ります
材料すべて小鍋に入れ煮立てたらしばらくおいて冷まし茶漉しなどでこす
・サーモンはお刺身に切りわけ容器にいれ イクラも入れたら土佐醤油をひたひた弱ほど入れて冷凍庫で凍らせる
・食べる1時間ほど前から冷蔵庫で解凍するか急ぐ時は室温で解凍
半解凍になれば食べ頃です
北の大地に逞しく生きた人々に想いを馳せ
ボナペティ!