余計なものは入れずに粉モンの風味を大切にした、たこ焼き屋さんの味。
香ばしい表面にお箸を入れると、中からとろけるたこ焼きです。
お家で作るとつい、いろいろ入れがちで、鰹節の風味が勝ったり、醤油やキャベツやいろいろな味がして、結局お好み焼きのちっちゃい丸いの、みたいなお味になりがち。
もちろんそれも、それぞれの家庭の味わいなのですが、私の目指したのはたこ焼き屋さんの粉モンの風味。
たこ焼き粉には、そもそも鰹節などは必ず入っているので、それ以上入れてしまうと濃い味付けになってしまって粉の風味が消えてしまいます。
あまりいろいろ入れず、最小限の材料に牛乳を加えることで、更にクリーミーで、粉モンの風味を引き立てるお味に仕上げました。
残ったら、焼いておいて冷凍庫で保存。
お澄ましに凍ったまま入れて温めると、明石焼き風のおつゆになります。
生地のまま冷蔵庫で保存するなら、次の日のお昼にちょぼ焼きとして焼いても美味しいです。
ちょぼ焼きは、卵焼き器くらいのテフロンパンでそのまま生地を焼いちゃうもの。
たこ焼きと同じように、たこ、葱、生姜、天かすを散らして平たく焼きます。
ほんとのちょぼ焼きは、たこではなく小さい蒟蒻を散らします。
週末の、あつあつタコ焼きパーティー。
キリッと冷やしたビールがすすみます♬
「たこ焼き」
ホットプレート3回分位
わが家は家族4人で少し余る程度の量です。
(材料)
たこ 葱 生姜 天かす タコ焼きソース 青のり かつを節 マヨネーズ
〈生地〉
たこ焼き粉 450g 水 1700cc 牛乳 300cc たまご4個
(作り方)
・生地の材料をすべて混ぜ合わせる。
ダマにならないようにするには、粉に少量の水を混ぜてよく馴染ませてから残りの水分を入れるとダマになりにくいです。
卵も、といてから入れるようにします。
出来れば冷蔵庫で混ぜ合わせた生地を30分以上寝かせてから焼き始めるといいけれど、時間がなければそのままでも全然OKです。
・油を少し多めにひいて熱くなったら生地をたっぷり流し入れる。
生地が多いと丸く仕上がります。
・たこ、葱、生姜、天かすを入れ、片面が焼けたら丸く整えるようにひっくり返す。
・途中転がしながら丸く整えて出来上がり。
・ソース、マヨネーズ、鰹節、青のりなどをかけていただきます。
わが家では、たこ焼き粉は日清のたこ焼き粉。
天かすは、オタフクのイカ天入り天かす。
ソースは、ヘルメスとんかつソース。
仕上げのかつを節は、粉ではなく、お出汁を取るために使っているかつを節を使っています。
名店のたこ焼き粉、も試してみたのですが、生姜パウダー多めというレシピのようで、さらに生姜を入れると生姜風味のたこ焼きになっちゃいました。
なので、その場合はあえて生姜を入れずに作ってもいいかも。
ヘルメスとんかつソースは、本当に美味しくて、焼きそばもお好み焼きもすべてこれに決めています。
もちろんそれぞれご家庭で押しのソースなどがあれば、家族で食べるにはそれが一番♬
忙しい週末なら朝出かける前に作っておいて、冷蔵庫で寝かせておけば、帰ってすぐたこ焼きパーティーができます。
ちなみに、わが家では
「醤油焼き」
というのもします。
お醤油をたこ焼きの型に入れ、じゅっと香ばしい香りがしたら、そこに焼けたたこ焼きを入れてくるくるまわして焦がし醤油味のたこ焼き。
シンプルでこちらも美味しいですよ♬